モバイルWi-Fiルーターの単体販売が珍しく、回線契約が当たり前だった時代に登場したSIMフリーの製品が「b-mobile WiFi」。
この1万9800円と手ごろなモバイルWi-Fiルーターが発売されたのが、2010年の今日です。
b-mobileの名を冠していることからもわかる通り、発売したのは日本通信。しかし、利用・購入ともに同社がMVNOで提供しているSIMは必要なく、他のキャリアのSIMでも利用できるSIMフリーということから注目されました。
とはいっても当時はまだLTEの登場前でしたし、対応する周波数帯はSUPA/HSDPA/WCDMAが800/2100MHz、GSM/GPRS/EDGEが850/900/1800/1900MHzというものなので、実質ドコモ、もしくはソフトバンクの二択です。
ピッタリだったのは、同社が提供していた300kbps制限の「b-mobile SIM U300」で使うこと。速度は遅いものの月額2980円で使い放題ということもあり、通信料金や通信時間を気にすることなく、複数の機器をネットに接続できるというのが魅力でした。
5月24日のおもなできごと
2002年、IBMがウルトラナビ搭載の「ThinkPad T30」を発売
2010年、日本通信が「b-mobile WiFi」を発売
2017年、VAIOとメルセデスベンツのコラボPC「Mercedes-Benz x VAIO Z」が発売
2018年、インテルがKaby Lake-G搭載NUC「NUC8i7HVK」を発売
2019年、ファーウェイが「HUAWEI P30/P30 lite」を発売
2020-05-23 18:51:12