ベルギーの大手通信キャリア・VOOが2019年に実施したユニークな広告をご紹介。
ネットゲームの実況配信中に回線が不安定になり、思わず「ク◯回線が!」とプレーヤーが怒鳴った瞬間をプログラムで検知。配信画面に「◯ソと叫ばなくていい回線をぜひ」とプロバイダーへの乗り換えを勧めるバナーを自動挿入するシステムを開発したのです。
一瞬の判断がスコアを大きく左右するネットゲームにおいて、回線遅延による画面ストップは致命的。熱中している最中、うっかり画面が固まろうものなら・・・
画面の配信に多く使われているオープンソースのソフトウェア「OBS(Open Broadcast Software)」のプラグインを開発。配信音声をリアルタイムで解析し、回線の遅さを罵倒するキーワードが発せられると自社のバナーが自動挿入される仕組みを作りました。
こちらがキーワードの例。「ク◯回線」「雑◯ネットが」「ざけんな」など、つい反射的に発しがちな言葉たちがバナー挿入のトリガーとなります。
2020-05-25 22:02:01