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【馬医金満のマネー通信】コロナ収束へ、世界中で138の治験プロジェクトが始動 最初の「治療薬」はどの企業の手で......

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が、全国的に解除されましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

ニュースを見ると、福岡県北九州市では感染第2波が発生しているようで、まだまだ予断を許さない状況となっています。不要不急の外出は、なるべく控えるように心がけたほうがよさそうです。

さて、今回は新型コロナウイルスの「治験状況」について、みてみたいと思います。

抗ウイルス薬「レムデシビル」はスピード認可

現在(執筆時)、世界中で合計138の治験プロジェクトが進んでいると言われています。

さて、現状はウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、重症化によって生じる「サイトカインストーム」や「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」を改善する薬剤に分けられます。

前者の抗ウイルス剤に関しては、「レムデシビル」(米ギリアド・サイエンシズ)や「ファビピラビル」(富士フイルムホールディングス傘下の富山化学の「アビガン」)、「ロピナビル/リトナビル」(米アッヴィの「カレトラ」)あたりが有名でしょうか。

抗ウイルス剤では、「レムデシベル」が唯一日本で承認され、使用されています。米国ではFDA(食品医薬品局)が5月1日に緊急的な使用を許可しており、日本でもこれを受けて特例承認を適用する運びとなりました。

ちなみに、新薬の認可はかなり時間がかかる作業とされていますが、5月4日の承認申請から3日でのスピード承認となりました。

また、後者の重症患者に対する治療薬については、多数治験が進んでいますが、まだ認可を受けた薬はありません。アメリカの企業が中心に開発が進められています。

米モデルナ株は急騰しているか!?

さらに治療薬とは別に、ワクチンの開発も現在10件ほどの研究が進められています。

その中でも、アメリカの製薬企業であるモデルナは5月18日、あるワクチン(mRNA-1237)の中間結果を公表しました。初期に投与した8人全員で、中和抗体が確認されたといいます。

米モデルナは、この結果をもとにP2試験※を始め、7月にはP3試験に入るとしています。日本企業でもバイオ製薬企業のアンジェスや田辺三菱製薬、塩野義製薬もワクチン開発に乗り出しています。

現在、新型コロナウイルスは「ワクチンの開発が完成しない限り、収束できない」といわれており、どの企業が最初にワクチンの認可を取得できるのかに注目する必要がありそうです。その一番、最初の企業の株価はかなり上昇すると思うので、今から楽しみです。

では、また!(馬医金満)

※ 治験には、(1)臨床薬理試験(2)探索的試験(3)検証的試験の3段階があり、P2試験はその第2段階、P3試験は第3段階のことをいう。(出典:日本製薬工業協会)