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macOS CatalinaでのTMバックアップ失敗、原因はセキュリティソフト?

macOS Catalina(10.15)搭載のMacで、Time Machineによるバックアップの自動作成に初回のみ成功するも、その後は「信頼性を向上するために、新規バックアップを作成する必要があります」と表示され、差分バックアップが出来ない原因は、セキュリティソフトとの相性が原因の場合があるようです。

AirMac Time CapsuleだけではなくNASでも発生

macOS Catalinaを搭載した筆者の新型13インチMacBook Pro(2020:TB4モデル)において、AirMac Time Capsuleを使ったTime Machineバックアップ環境を構築したところ、初回バックアップは成功するも、それ以降は「信頼性を向上するために、新規バックアップを作成する必要があります」と表示されて差分バックアップが出来ず、常に新規バックアップが求められる状況になりました。

Time Machineに用いるディスクを、「AirMac Time Capsule 802.11n(第3世代)」、「AirMac Time Capsule 802.11ac」、BuffaleのNAS(LS420D0402)に変更しても状況は変わりませんでした。

macOS Mojave以前では問題発生せず

「ESET サイバー セキュリティ プロ 6.8.3」をインストールした、macOS Mojave搭載13インチMacBook Pro(2016)では、どのバックアップ先ディスクを使っても問題なく差分バックアップが出来ました。

ESET サイバー セキュリティ プロ 6.8.3

Webで情報収集を行った結果、macOS Catalinaと「ESET サイバー セキュリティ プロ 6.8.3」の組み合わせで同じ問題が発生しているケースが多く見つかりました。

サポートセンター問い合わせで問題解決

最終的に、ESETサポートセンターに問い合わせ、指示に基づいて下記をスキャナオプションの除外に設定することで、初回バックアップ以降は常に警告が表示され、差分バックアップが出来ない問題が解決しました。