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Windows 10 version 2004、アップデート後にOneDriveの不具合

Microsoftは7月3日(米国時間)、「Issues using OneDrive Files On-Demand on some devices after updating to Windows 10, version 2004」において、Windows 10 version 2004(Windows 10 May 2020 Update、Windows 10 20H1などとも呼ばれる、2020年5月に配信が始まったフィーチャーアップデート版)にアップデートしたユーザーにおいて、古いデバイスや古いアプリがインスト―ルされている一部のデバイスにおいて、OneDriveアプリケーション経由でのOneDriveへのアクセスができなくなる不具合が発生していると伝えた。

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview Build 20161」をリリース

該当するデバイスを使用している場合、新しい「Files On-Demand」がダウンロードできなくなったり、以前同期したまたは以前ダウンロードしたファイルが開けなくなったりするとされており注意が必要。影響を受けるデバイスを使っている場合、次のようなエラーメッセージが表示されるといった説明されている。

OneDrive cannot connect to Windows. Files On-Demand require a connection to Windows in order to show your files without taking up space on this device. OneDrive can keep trying to connect to Windows or you can choose to download all your files. You won't be able to use online only files until this is fixed. (訳: OneDriveは Windows に接続できません。ファイルオンデマンドでは、このデバイスの領域を占有せずにファイルを表示するために、Windowsへの接続が必要です。 OneDriveは、Windowsに接続しようとしているか、すべてのファイルをダウンロードするかを選ぶことができます。 これが修正されるまで、オンラインのみのファイルを使用することはできません。 - 参考:「OneDrive のファイルにアクセスすると、"OneDrive は Windows に接続できません" というエラーが発生する - Office サポート」)

Microsoftは現在、問題解決へ向けて取り組んでいると説明しており、今後のリリースでアップデートを提供すると説明している。「Issues using OneDrive Files On-Demand on some devices after updating to Windows 10, version 2004」には問題解決までの回避策として手動で対処する方法を紹介している。Microsoftはそれ以外の回避策としてフィーチャーアップデートをロールバックして問題が発生する前の状態に戻す方法なども紹介している。