ダンロップ社のゼクシオシリーズは、飛びやすさや爽快な打球音で多くのゴルファーの支持を集めています。そこで今回はゼクシオのドライバー「テン」と「イレブン」について、ティーチングプロ兼クラブフィッターで、QPとしておなじみの関雅史さんに語っていただきました。
ゼクシオ「テン」「イレブン」ドライバーのフォルム
両ドライバーのフォルムはあまり差はないという表現で良いと思います。
ゼクシオは定まった顔があるので、さほど大きいチェンジをさせずに進化させていくモデルです。
ゼクシオテンドライバーの特徴
ゼクシオテンは総重量270gで、これまでのモデルより非常に軽いモデルになりました。
しかし、軽いだけでは飛距離は出せません。飛距離を出すのにロスしているタメを作る動きを作らせるために、ゼクシオテンモデルからは手元側を柔らかくしました。
手元側が柔らかいと切り返した瞬間が一番シャフトがしなり、身体に巻き付いたような動きで降りてくることによりタメが作られます。それを狙って作ったのがゼクシオテンです。
性能
シャローフェースにすることによって重心を下げています。大きな投影面積は、ティーショットが苦手なプレイヤーに安心感を与えてくれます。
初代から変わらない「ゼクシオサウンド」と言われる、澄んだ高音の響き渡る打球音が印象的なモデルです。
試打の感想
ゼクシオテンドライバーでちょっとヘッドスピード抑え気味に打ってみると、大体ヘッドスピード44km/sぐらいで250ヤードぐらいでした。ヘッドスピードが速くなくても距離が出てくれて、バランスの良いのがゼクシオの良さです。
おすすめのユーザー
ゼクシオテンドライバーは、軽さでヘッドスピードを上げて打ちたい人向きだと思います。新しいゼクシオイレブンになって進化した点は、総重量が280gになったところ。前作ゼクシオテンより10gほど重くなっています。
基本性能や手元側がしなるのもそのままですが、手元側にウエイトプラステクノロジーという重りを入れ、スイングを安定させる狙いで作ったモデルです。
性能
手元側がしっかり重いとトップにいったときに手元が暴れず、いつも同じ所にテイクバックを上げやすくなり再現性が高まります。
試打の感想
ゼクシオイレブンドライバーは、ゼクシオっぽい球!ちょっと右に出てドローで帰ってくる感じで、ランもしっかり出るからトータルバランスが良いですね。
おすすめのユーザー
ゼクシオイレブンドライバーは、タメをしっかり作って安定感で飛ばしたい人向きです。
両ドライバーを打ち比べてご自身に合うモデルを選んでみてください。
DUNLOP(ダンロップ)日本正規品 XXIO ELEVEN(ゼクシオイレブン)ドライバー ゼクシオMP1100カーボンシャフト 2020新製品 「XXIO11」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/ezaki-g/xi-dr-xxio11.html)
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