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AppleがMacをARMベースの独自チップに移行、モバイル向けでいかにx86に立ち向かうか?

初期はSamsungのカスタムSoCを利用しており、これはオーダーをAppleからSamsungに投げ、それをもとにSamsungが組み上げた格好だ。これがAppleの設計に切り替わるのは、Apple A4からである。

Apple A5以降はiPhone向けのAn(n:5~13)と、iPad向けのAnX(n:5~12)に分かれているが、基本的にiPad向けはエリアサイズと消費電力にゆとりがある(筐体が大きいので、パッケージサイズが大きくても許容されるし、また放熱能力とバッテリー容量にゆとりがあるから、消費電力が上がっても許容される)ので、iPhone向けのAnシリーズのコア数を増やしたり、動作周波数を引き上げたりした派生型と考えればいい。

さてその基本のAnシリーズだが、A5まではARM提供のIPコアを利用していたが、A6以降は独自設計のコアを利用しており、Swift/Cyclone/Typhoon/Twisterと来て、A10世代からはbig.LITTEに基づくBigコア(Hurricane/Monsoon/Vortex/Lightning)とLittleコア(Zephyr/Mistral/Tempest/Tunder)の両方が利用されるようになっている。

この独自設計のコアであるが、Appleは2008年にP.A.Semiという会社を買収しており、ここの設計チームがそのままAppleの独自コア開発に携わる、と当時から噂されていた。

このP.A.Semi(元はPalo Alto Semiconductor)は2005年のFall Processor ForumでPA6TというPowerPCベースのコアと、これを実装したPWRficient 1682MというSoCを発表しているが、この発表者が誰あろうJim Keller氏(当時の肩書はVP Engineering, Architecture Group)である。