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「メイド・イン・インディア」iPhone11シリーズの生産がチェンナイで開始

インド製のiPhone11シリーズの生産が南インド・チェンナイのFoxconn生産施設で始まった、とNikkei Asian Reviewが報じています。Appleによる、iPhone生産地多様化の動きの一環とみられています。

加速するiPhoneサプライチェーン多様化の動き

インド製iPhone11シリーズの販売が、すでにインド国内の小売店舗で始まっていると伝えられています。販売価格は、63,800ルピー(約8万9,670円)からとなっていますが、アナリストたちは今後さらに値段が下げられる可能性があると指摘しています。

米中間の貿易戦争が加速するにつれ、これまで中国に一点集中していたiPhoneサプライチェーンの多様化の必要性が浮き彫りになってきています。AppleサプライヤーのPegatronは、ベトナムで新たな工場建設を計画しているとも以前報じられており、脱・中国の動きは今後も高まっていくと予測されます。

インド製iPhone11は輸出も考慮

「インド製のiPhone11シリーズは、輸出も視野に入れられている」と、匿名を条件にNikkei Asian Reviewに情報提供した人物は述べています。

同人物によれば、Foxconnのチェンナイ工場では、現在iPhone11シリーズとiPhone XRが生産されており、ベンガルールのWistronの生産施設では、iPhone7の組み立てが行われているとのことです。

調査会社Counterpoint Researchは、2020年第1四半期(1月〜3月)にインド国内で出荷されたiPhoneのうち、国内産が29%を占め、約40万台のインド製iPhoneがヨーロッパ諸国を中心に輸出された、という調査結果を発表しています。

インド政府のインセンティブ・スキームが追い風に

インド政府が海外企業に国内での電子機器製造を促すインセンティブ・スキーム「生産連動型優遇策(PLI)」は、5月末に改訂されAppleが躊躇する要因になっていた条項が削除されたため、インド製iPhoneの生産台数の増加が見込まれていました。

PLIスキームは、「インドで製造された対象セグメント製品の売上高の増加分に対して4%から6%の割合が、2020年8月1日から5年間補助金として支払われる」という内容となっています。