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増える?減る? Apple Watch Series 6はバッテリー容量に手がかり

将来のApple Watch用らしきバッテリーが、公的機関の認証データベースに登録された(認証を通過した)との報告が複数伝えられています。

ちょうど先月末、新型MacBook Air向けらしき「充電可能リチウムイオンバッテリー」が中国等の認証機関データーベースに発見されたことに続くかっこうです。

まず1つ目は、Twitterユーザーyabhishekhd氏が共有した韓国試験研究院(KTR)データベースのドキュメント画像。それによるとバッテリーのモデル番号はA2327、容量は303.8mAhとされています。

KTRデータベースの分類はあいまいで、カテゴリーは「フィットネス用」と表現されるのみ。すなわちフィットネス用途に使えるApple WatchとAirPods、2つの可能性が推測されているしだいです。

Apple Watchのバッテリー容量はSeries 3が279mAh、Series 4が291mAhで最新のSeries 5が296mAh。歴代シリーズを重ねるうち徐々に増えていくなか、次のSeries 6(仮)では300mAh超えとなるのはあり得ることとも思われます。

アップルはwatchOS 7で感圧タッチの廃止を示唆していることから(画面押し込み操作を長押しに替える)それに必要なハードウェアが削除される分だけスペースが空き、より大容量のバッテリーが積める可能性も考えられます。

しかし画像をシェアしたyabhishekhd氏本人は、「たぶんアップル製イヤホン(AirPods)の充電ケース用だろう」と述べています。

その一方ではインドメディアのMySmartPriceが韓国およびデンマークの認証機関データベースから、上記のA2327を含む3つのアップル未確認バッテリーを発見したと報じています。

3つのバッテリーは容量が異なり、A2327は上記と同じ。ほか2つのA2345とA2306はそれぞれ 265.9mAhと262.9mAhということでSeries 6を下回る数値となっています。

つまり次期Apple Watch Series 6のバッテリー容量は「増加する」と「減少する」2つの可能性が浮上したことになります。

Apple Watch Series 6は、watchOS 7で実装される睡眠追跡機能や、噂されている血中酸素飽和度センサーの搭載が真実なら、より大容量なバッテリーの必要性は高くなるはず。しかし省電力を実現するmicroLED採用の噂もあり(従来通り有機ELとの噂もあります)今後も観測を続けていきたいところです。