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中国でSiriが禁止になりiPhoneやiPadなどほぼ全てのApple製品が締め出される可能性がある

中国のテクノロジー企業が「Siriは自社の特許を侵害している」とAppleに対し訴訟を起こしました。この中国企業は約1510億円の損害賠償とともに、Siriを使った製品の製造や販売の停止を求めています。

ウォール・ストリート・ジャーナルの伝えるところによると、中国のテクノロジー企業Shanghai Zhizhen Network Technology Co(Xiao-i)は2020年8月3日(月)に「iPhoneやiPadなどは、中国の人工知能開発企業が所有する技術アーキテクチャである『Siriに類似したバーチャル・アシスタント』の特許を侵害した」として、裁判の中でAppleに対し約14億3000万ドル(約1510億円)の損害賠償を請求したとのこと。またXiao-iはAppleに対して問題の特許の使用や関連製品の製造・販売の停止を求めました。

Xiao-iが初めてAppleを訴えたのは2012年のことで、両者は8年間にわたって裁判を続けています。そして6月の判決では「Xiao-iが中国のバーチャル・アシスタントの特許を所有していること」が認められました。

しかし、中国の元裁判官であるFang Jianwei氏によると、裁判は「Xiao-iの完全勝利」とまではいえないとのこと。中国において製品の販売差止めは厳しい条件を求められ、認められることが少ないとJianwei氏は語っています。また中国の最高人民法院はXiao-iの特許が有効であると認めたものの、Xiao-iの特許とAppleの特許の背後にある技術はそれぞれ異なると考えているため、この判決からただちに中国でSiriが禁止される可能性は低いそうです。

Appleは損害賠償目的で起こされる訴訟「パテント・トロール」にいくつも直面しており、Xiao-iもその1つと考えられています。パテント・トロールは「大企業の開発した技術の特許を取得する前に、特許を発明者から購入する」という方法で行われることが多く、Apple側の最善の防御策は「特許自体が無効である」と証明することです。Appleは6月の裁判でこの方法を試みましたが、認められませんでした。中国での裁判は、しばしば外国企業よりも中国企業に有利な判決が下されることがあると、Apple情報サイトの9to5Macは述べています。