2014年にNestを買収したGoogleは、米国のセキュリティとホームオートメーションの大手ADTと長期的な提携を発表しました。
NestのRishi Chandra副社長はブログ記事の中で、ADTに4億5000万ドルを投資してADTの株を6.6%保有すると記しています。財政的な影響とは別にChandra副社長の言う「複数年のパートナーシップ」では、提携によって全米各地のADTの専門スタッフが「Nestの役に立つホームデバイスの製品群」の販売や設置を行なうようになります。
Chandra副社長によれば、最終的にはADTのホームセキュリティ業界での評判を高めて、Nestの製品群をADTのスマートホームセットアップの「土台」にしたいとのこと。
「誤認警報の数を減らし、アラームを受け取る方法を増やして、家の中と家の周りの潜在的な事件の検知を向上させることが目標」だと書いています。
ミレニアル世代の消費者はADTの名前にはピンと来なくても、スマートホームデバイスのNestなら知っていますからね。
発表によれば、ADTのカスタマーはNest製品で撮影した動画を30日間記録・保存するクラウドセキュリティサービスのNest Awareも利用できるようですよ。
2020-08-04 20:33:58