Android版のChromeブラウザに、しばらく起動しないとユーザーに通知が飛ぶ機能の実装が検討されていることがコードから判明しました。
開発者向けブラウザ、Chromiumから見つかったコードには「Chromeが製品内ヘルプシステムを使用して、再エンゲージメント通知を表示するタイミングを決定できるようにします(Enables Chrome to use the in-product help system to decide when to show re-engagement notifications)」との記述が見当たります。
海外テックサイト、9to5Googleによると、グーグルは以前からユーザーをChromeに引き戻すためのメッセージをテストしていたようで、「Chromeで今日のニュースを読みましょう」「Liteモードでデータ使用量を60%削減しましょう」といった通知がありました。
ブラウザシェアにおいてChromeブラウザは大きなシェアを誇っていますが、2020年に入って米マイクロソフトがChromiumベースのEdgeブラウザの配布を開始するなど、その地位は未来永劫保証されているわけでは決してありません。
今回見つかったコードが実装されるかは不明ですが、ずっと繰り返されてきたブラウザ戦争の来る新たな局面に備え、グーグルも常に考えを巡らせているようですね。
2020-08-07 19:54:54