定番のボードゲームとして真っ先に挙げられるのはやはり「オセロ(リバーシ)」ですよね。相手のコマを自分のコマで挟むと自分のコマに換えられ、最終的に盤面に多くコマを置けたほうが勝ちという、誰でも一度遊べばすぐに覚えられるシンプルなルールが魅力です。
そんなオセロのシンプルなルールを活用し、ほんの少しのアレンジを加えることで深みを作った「テトリバ」というゲームがTwitterユーザーによって発表され、話題となっています。
テトリス+リバーシで「テトリバ」
テトリバを考案したのはSNSやYouTubeなどで新しい遊びの提案活動をしている、はるびん。(@haru_kuso2)さん。オセロのコマに何か変化を加えることで別のおもしろい遊びができるのではないかと考え、コマをテトリスのブロックのように連結させるという形でアイデアをまとめたのだそう。
「オセロのコマに個性をつける」という着想から『テトリバ』という遊びを作ってみました。
ルールはオセロと同じですが、4種類のコマをいつ、どのように置くかといったオセロにはない新しい駆け引きを楽しむことができるようになりました。
テトリバで使用するコマは4種類。普段のオセロと同じ「シングル」のコマは8個、2個連なった「ダブル」は6個、3個連なった「トリプル」は1個、コマが“く”の字に連なった「クノジ」は3個割り当てられます。
多く連なっているコマは強力で、一度に多くのコマをひっくり返すことができますが、逆にひっくり返されるとダメージが大きい“ハイリスク・ハイリターン”なコマとなります。
しかし後半まで強力なコマを残しておくとひっくり返されるリスクは減りますが、空きスペースが少なくなって置きにくくなるという別のリスクが出てきます。
つまりコマの種類が数種類増えただけで、どのコマをいつどのように置くかという戦略的な要素が一気に増えるわけです。これはおもしろそう……!
Twitterには実際のプレイ動画も公開されていました。コマの種類が増えた分悩む時間は増えるものの、手持ちのコマ数自体は減っているので、ちょうどよいプレイ時間で遊べるそう。
2020-08-07 20:31:23