自宅で会社の書類を作成したり大学のレポートを書く際、画面が小さいノートPCでは文字が見づらく、作業がはかどらないかもしれない。dynabook T9の本体サイズは15.6型のノートPCとほぼ同等であるにも関わらず、16.1型相当の大型ディスプレイが魅力のノートPC。WordやExcelといったソフトでの作業がはかどるのはもちろん、映画や動画も快適に鑑賞できるはずだ。今回はその使用感をレビューしていく。初めてのノートPCや自宅用PCの買い換えを検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
文字も大きくて見やすい! 16.1型の大画面ディスプレイ
dynabook T9は一般的なノートPCとしては大きめの16.1型のフルHD液晶ディスプレイを搭載。Wordなど縦長の作業画面を並べて配置できるので、書類作成やレポートの執筆にもうってつけだ。しかも文字表示サイズのデフォルト設定が150%のため、小さくて読みづらかった文字も見やすいはず。
IPS方式&ノングレア採用だから複数人でも映画が楽しめる!
ディスプレイにはIPS方式が採用されているため、視野角が広く斜めから見ても色があまり変わらない。複数人で動画などを一緒に楽しむ際も、見る角度によって「見づらい」というケースも少ないだろう。また、画面の光反射を抑制する「ノングレア」も採用されているため、映り込みが少ない点も嬉しい要素の1つ。繊細な写真や動画を大画面で楽しめるのも、dynabook T9の特徴の1つだ。
カバンにすっぽり収まるサイズ感
本体サイズは約379㎜×約256.5㎜×約23.7㎜(幅×奥行×高さ)で、質量は約2.4kgとなっている。頻繁に持ち運びたい人にとってはやや大きめのサイズかもしれないが、自宅用のPCとして用いるのであればむしろコンパクトといえるだろう。また、持ち運び時に発生する微振動やある程度の衝撃からデータを守ってくれる「HDDプロテクション」や「HDDフローティング構造」が搭載されているため安心だ。
続いてはdynabook T9のキーボードを見ていこう。キーピッチ(1つのキーの中央から隣のキーの中央までの長さ)は19㎜のフルピッチとなっているため、ゆったりとした感覚で指を置ける。また、キーストローク(キーを押した際の深さ)は深すぎず浅すぎない1.5㎜。キートップのへこみは0.2㎜となっている。クセがなく段差がないフラットな設計は初めてでも使いやすい。
2020-08-09 18:03:10