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200ドル以下のベストスマートウォッチ

米Gizmodoの製品比較企画「Battlemodo」、今回のテーマは「200ドル以下のベストスマートウォッチ」です。 米GizmodoのVictoria Song記者によるレポートをどうぞ。

かつてスマートウォッチは、「贅沢な」ガジェットの類いでした。スマホほどの機能はなかったですし、それよりもだいぶ安いフィットネスバンドができることと大差なかったのです。そんな製品に数100ドルも払うのはなんだかお金の無駄遣いのように感じられました。

しかし、最近は200ドル以下のスマウォがたくさん発売されています。ほとんどが心拍数モニターを含む各種センサーを搭載しており、中には内蔵GPSまでもが付いたものも。今ではこの価格帯でカラーのAMOLEDタッチスクリーン、数日間は持つバッテリー、睡眠モニタリングにアクティビティトラッキングがつくのは割と一般的です。それに低予算スマウォであるにかかわらず、実際の値段よりもかなり高見えする製品も多いです。

今回、比較する製品にApple Watch Series 3とFitbit Versa 2は含まれていません。どちらもすばらしいスマウォではあるものの小売価格は200ドルであって、このBattlemodoは200ドル以下のウォッチを対象としているからです。この2つの機種は確かにセール価格になっていることも多々ありますが、どこかで線引きする必要があったのです。私たちの言う200ドル以下とは少なくともスマートウォッチとランチを購入できて、もしかしたら映画もレンタルできるかもってお値段です。

この価格帯は品ぞろえが豊富です。どれを手に入れるかは近々型落ちになりそうで値下げされた高級スマウォなのか、それとも200ドル以下のスマウォとして特別に設計されたものなのかによって異なります。今回のBattlemodoでは後者に当てはまる、2019年か2020年に発売されたスマウォにフォーカス。なるべくシンプルにするためFitbit Versa ライトエディション、Timex(タイメックス)のMetropolitan R(メトロポリタンR)、そしてPolar Unite(ポラール ユナイト)の3モデルに絞り込みました。

デザインと快適さ

腕時計というものはスマートウォッチであれ普通の腕時計であれ、いくらかは自分らしさを出すものです。もしウォッチが醜いか身につけるのにイライラするようであれば、引き出しの中でホコリを被ることになるでしょう。この3製品はうれしいことにどれもダサくはないですし、リストバンドの変更も可能。とはいえ、それぞれに個性がありました。

Fitbit Versa ライトエディション(160ドル)はどちらかというと派手な色で…主張の強いブルーとパープルとだけ言っておきましょう。ケースカラーも同様ですが、もっと控え目なシルバーも存在します。明るい色は最高なんですが、購入するカラーによっては少し子供っぽく見えてしまいそう。しかもVersa ライトは、今回比較している製品の中では一番わかりやすくApple Watchのクローンです。

一方、Polar Unite(150ドル)はラウンドフェイスでデフォルトのリストバンドも良さげですが、それ以外に特筆すべき点はありません。手首にまとった感じはかわいらしくて表面加工シリコンも触り心地はいいですが、バックルの留め具を好む人向けではなさそう。デフォルトのリストバンドは扱いにくくて、着用したまま寝るには心地悪い時もありました。

けれどもTimex Metropolitan R(180ドル)は、紛れもなく美しいウォッチです。伝統的なアナログ時計よりの雰囲気というだけでなく、レザーシリコンのハイブリッドストラップがある点も勝っています。ワークアウトのためにレザーストラップを取り外さなくても良いというのは、大きなプラスです。

個人の好みの問題になりますが、全機種をつけてみた感想としてはVersa ライトとTimex Metropolitan Rが見た目と快適さのベストバランスを打ち出したであろう2本でした。でも勝者となれるのは1機種だけで、Timexの方がよりクラシックなデザインだったのです。

勝者:Timex Metropolitan R

機能と精度

デザインだけの問題であればスマートウォッチは必要ないでしょう。スマウォの魅力は通知をもらったり、運動量や心拍数、睡眠パターンといった健康のある面をトラッキングできたりする機能です。どれもアラームのセットや、音楽再生(どの機種も音楽ストレージは内蔵されていませんが)のコントロールはできます。

Polar Uniteは内蔵GPSではなくスマホのGPSを利用してはいますが、最もフィットネスに焦点を合わせている製品です。試してみたところ距離を過大計測する傾向にありましたが、ひどいほどではありません。それに睡眠と回復状態、ワークアウトでの負荷の程度などの状況も教えてくれます。けれど、もしそこまでフィットネスに夢中でないならUniteは機能が限られていますし、インターフェースもそれほどサクサクと動きません。ですが、通知はしっかりしています。

Versa ライトもまた良好な計測データと精度を提供、アプリ毎に設定を制御できる通知、Fitbitアプリストア、ウォッチの文字盤のギャラリー、そして女性のための健康トラッキングも備えています。高度計、水泳トラッキング、Coach アプリ、NFC決済や音楽ストレージは削られていますが、低価格化のためのトレードオフとしては悪くありません。それにUniteよりもライフスタイルを重視していて、Fitbitコミュニティは大規模。もし競争やバッジ、リーダーボードでモチベーションが上がるのであれば、その点は大きな魅力かと。

一方、Timex Metropolitan Rはこの中で唯一、GPSを内蔵しています。信号を探す時に少しだけ遅延がありますが、200ドル以下で内蔵GPSモデルとは結構すごいです。ランニングのためのヒートマップもありますが、Metropolitan Rの精度は細かい情報よりも大局的な指標の方が得意なんだなと思いました。睡眠トラッキングについても同じことが言えます。

どのウォッチにもちょっとした妥協点がありますが、Versa ライトとPolar Uniteに絞り込みました。Uniteはアクティビティを記録する上で一番正確であるものの、Versa ライトを大きく引き離しているわけではありません。Fitbitの幅の広い総合的な機能とコミュニティを考えてみると、Versa ライトが僅差で勝利。

勝者:Fitbit Versa ライトエディション

バッテリーの持ち