新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!
ノートpcバッテリーの専門店



人気の検索: ADP-18TB | TPC-BA50| FR463

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

初代iPhone試作機とされる写真が公開。社内テストソフトや「ミュートボタンに通知ベル」も

iPhone 2G、すなわち初代iPhoneのプロトタイプと称されるデバイスの写真がTwitter上に公開されています。

初代iPhoneは2007年1月にアップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏自らが発表し、6月に北米にて発売。デスクトップPCそのままのレイアウトで表示できるWebブラウザや指による画面の拡大縮小といった特徴はすでに備えていましたが、発売当時はApp Storeもなし。3G通信にも対応しておらず(そのため2G)、日本上陸を果たしたのは翌2008年6月、iPhone 3G以降のことです。

初代iPhoneプロトタイプ写真が人目に触れたのは、今回が初めてではありません。アップルは秘密を守るために開発チームを2つに分けて完全に分離し、1つは偽のハードウェアに本物のシステムソフトウェア入り、もう1つは偽のソフトを本物のハードウェアに入れていたことが知られています。後者は別名「Skankphone」と呼ばれ、2014年にオークションサイトeBayに出品されて写真が公開されていました。

さて今回のネタの出どころは、初代iPod touch試作機の画像をシェアしていたTwitterユーザーのDongleBookPro氏です。「リリースされなかった要素を含む」とされた写真では、プロトタイプのデザインだけでなく社内テストソフトウェアもいくつか明らかにされています。

上記のSkankphone版(つまりダミーソフト)もあれば、母艦となるiTunes入りマシンとUSBケーブルで繋ぐよう促す画面や、某ロボットアニメのキャラクターたちをあしらったアプリアイコンも見受けられます。

3つあるプロトタイプは全体設計はほぼ同じながら、ミュートスイッチにわずかな高低差やしくみの違いがあり。その中でも目を惹くのが、製品版では消えている通知ベルマークでしょう。その一方で3台とも背面の下部に発売バージョンと同じ黒いストライプがあり、方針がぶれなかったことがうかがえます。

ほか背面に貼り付けられたラベルにある諸々のスペック情報は、製品版とほぼ同じもの。真ん中にあるデバイスには「Ver.1.1.1」と表記されています。

初代iPhoneの画面サイズは3.5インチで解像度は320×480-ピクセル/163ppi、Googleマップは搭載されていたもののGPSが搭載されていなかったためナビゲーションには使えませんでした。発売されたのは4カ国で対応キャリアはわずか4社、iPhone 3G発売までの販売台数は600万台に留まっています。

それから13年後の2020年には推計20億台(アップルは販売台数を公開していないため、BNN Bloombergの試算)に至ったはるかな道のりに思いをはせたいところです。