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AI映像解析を活用したコワーキングスペース作りの実証

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とエイベックス・ビジネス・ディベロップメントは8月12日、AI映像解析ソリューション「COTOHA Takumi Eyes」を活用し、コワーキングスペース「avex EYE」を利用するための実証実験を同13日から開始すると発表した。また、エイベックス・ビジネス・ディベロップメントはavex EYEの運営を本格的に再開する。

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エイベックス社員や共創パートナー同士のコラボレーションによるシナジー創出とスタートアップやクリエイターの支援を目的に、エイベックス・ビジネス・ディベロップメントが運営しているコワーキングスペースのavex EYEは、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月下旬から運営を一時停止していた。

ウィズコロナ環境でも共創スペースのニーズは根強く、来訪者が安心安全に利用できる環境の整備が急務だったが、今回カメラ映像からリアルタイムに混雑状況を可視化する「COTOHA Takumi Eyes 混雑度可視化技術」を用いることで、感染症対策の強化を図り、運営を再開する。

同技術は、COTOHA Takumi Eyesの人物抽出技術をもとに機能拡張を行ったもので、施設内に設置した複数台のネットワークカメラの映像をリアルタイムに解析し、施設の混雑状況を可視化。実験では、実際の環境で運用することで、有効性の検証と必要機能の見極めを行う。

施設の入口付近に設置したカメラの映像から、人の出入り数をカウントし、施設内の滞在人数を把握。滞在状況をモニタへ表示し、閾値を超えた場合は警告文の表示やアラート音で注意を促し、訪問者の入場を制限する。

また、施設のエリアごとに設置したカメラの映像から、あらかじめ指定したエリア内の混雑度を計測し、訪問者に向けて、施設全体とエリア毎の混雑状況を表示する。訪問者はモニタ表示を見るか、事前にメールなどの通知を受け取ることにより、施設内の混雑状況を確認してから施設を利用することができる。モニタに表示される利用状況の映像は、人物を匿名化(シルエット表示)しており、個人情報に配慮して表示することを可能としている。

なお、撮影したデータについては、実験目的の範囲内で2カ月間保存・利用し、保存期間終了後、確実に消去するという。実施期間は8月13日から2021年1月31日まで。

両社では実証実験の結果を踏まえ、同技術の継続的な改善に取り組むとともに、ウィズコロナ・アフターコロナ環境に対応したニューノーマルなコワーキングスペースの実現を目指す。具体的には、サーマルカメラの連携による利用者の体温測定および発熱者の施設内における追跡、マスクの着用有無検知による未装着者の施設内における追跡、在室者マッチング、電子名刺交換などの仕組みを検討している。