NEC、陳列状況デジタル化サービスを高度化‐商品マスタデータ用意が不要に

NECは8月17日、菓子専門商社である山星屋と協業し、NECが2018年9月より提供している「売場情報画像解析サービス」のオプションサービスとして、約10万品の菓子商品のマスタデータを提供する「商品マスタデータ提供サービス」の提供を9月1日より開始すると発表した。

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「売場情報画像解析サービス」は、NECの画像認識技術により、スマートフォンなどで撮影した棚の画像から棚の陳列状態をデータ化して棚割管理ソフトに取り込み、商品の陳列を再現することで陳列状況の確認や新しい棚割の提案などを実現する。

同協業により提供を開始する「商品マスタデータ提供サービス」を利用することで、食品メーカーなどは、頻繁な商品の改廃やパッケージ更新がある流通菓子商品について、予め商品マスタデータを用意する必要がなくなり、従来の「売場情報画像解析サービス」をよりタイムリーに利用することが可能になる。

なお、「商品マスタデータ提供サービス」の販売価格は25万円～。