NTTレゾナント(東京都港区)運営の総合花サイト「みんなの花図鑑」はこのほど、花の名前を写真から判断する検索サービス「コノハナナニ」の提供を始めた。
人工知能(AI)を使い、ユーザー投稿の花の写真から花の名前を推論する。検索できる花は1038種類(7月28日時点)。ポータルサイト「goo」を通じて蓄積したインターネットに関わる技術・ノウハウやNTTグループのAI関連技術などを活用して、NTTレゾナントが独自に開発した「gooのAI」を使用。高精度の画像認識などを実現したという。
みんなの花図鑑にアクセスし、スマートフォンなどで撮影した画像を投稿して検索すると、花の名前(候補)が表示される。投稿された写真と類似の花の画像も表示できる。
みんなの花図鑑は、集録数3000種以上を誇る日本最大級の花サイト。3000種以上の花の色や開花時期、生育環境のほか、自分の誕生花などを調べることできる。
NTTレゾナントは「コノハナナニを利用したユーザーからのフィードバックを基に、花名の判定精度の向上や対応品種を増やすなどの開発を続けていく」としている。
2020-08-18 20:26:07