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良コスパの5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を投入するシャオミが語る日本市場の難しさ

auから性能と価格バランスに優れたシャオミの5Gスマートフォン「Mi 10 Lite 5G」が発売になる。シャオミは昨年12月に日本に参入して以来、特徴的な製品を次々と送り出してきた。そんなシャオミの今後の製品展開や日本市場への取り組みについて、シャオミの東アジア担当ゼネラルマネージャー、Steven Wang氏に話を聞いた。

中国ではすでに販売されるスマホの半分が5Gモデル 5Gはスマホの使い勝手や体験を大きく変える

──いよいよMi 10 Lite 5Gが発売になります。どのような製品なのでしょうか?

Steven Wang氏(以下敬称略) Mi 10 Lite 5Gは「誰でも使える」コストパフォーマンスに優れた5Gスマートフォンです。5Gモデムを統合し、高いパフォーマンスを提供するSnapdragon 765Gを採用しただけではなく、日本の消費者の方々が重要視するカメラ性能や本体デザインにも注力しています。また今すぐ5Gが必要でなくとも、将来5Gを使いたい人にも向いた製品と言えます。Mi 10 Lite 5Gは「誰もが当たり前のように5Gを使うことができる」よう、4Gスマートフォンのように手軽に買える価格で提供いたします。

──日本の5Gサービスはまだ始まったばかりで、利用できるエリアも限られています。このような状況の中で5Gスマートフォンを日本で発売する理由を教えてください。

Steven Wang その理由は3つあります。1つ目は将来を約束できる製品だからです。たしかに日本はまだ5Gが使える場所は限られています。しかし、スマートフォンは購入後1~2年程度使い続けるものです。今5Gのスマートフォンを買っておけば、いずれ5Gのエリアが広がったときすぐに5Gを使うことができるわけです。

2つ目は5Gの普及がこれから急激に広がっていくと考えられるからです。たとえば中国では今年頭の5G利用者の数は多くありませんでした(筆者注:中国の5Gは2019年11月開始)。しかし2020年も半年が過ぎると、販売されているスマートフォンの半分が5Gモデルになっています。日本も同様にこれから5Gの普及が進み、来年は中国と似たような状況になっていくでしょう。

そして3番目の理由は5Gのユーザーエクスペリエンスの高さです。今4Gを使っているユーザーの方々は、スマートフォンで動画サービスなどを利用しても十分満足しており「5Gは不要」と考えている方も多いかもしれません。しかし、5Gを一度でも使うともう4Gには戻れない、という声が海外では聞かれるほどです。5Gはスマートフォンの使い勝手や体験を大きく変えてくれるのです。

──日本向けモデルは海外向けモデルとの違いはありますか?

Steven Wang Mi 10 Lite 5Gの日本向けモデルはauと密接に協業し、ソフトウェアやアンテナ性能などauの5Gネットワークに最適化できるようにカスタマイズをしています。

──2019年12月の参入後からSIMフリー市場(オープンマーケット)のみでスマートフォンを販売してきました。5Gスマートフォンはなぜキャリアからの販売となったのでしょう?

Steven Wang 5Gは新しい技術ですから、キャリアとパートナーシップを組むことが重要です。無線周りのスタマイズも含め、5Gスマートフォンを投入するためにはキャリアとの協業は現時点では欠かせないのです。

SIMフリーではRedmi Note 9Sが好調で一時品薄状態に 世界規模での部材調達がシャオミの強味

──SIMフリー市場ではシャオミが自ら販売をしています。キャリアから端末を投入することで、今までと変わった点や苦労された点はありますか?

Steven Wang まず、これまでの日本のオープンマーケットでの販売に関しては大きく満足しています。6月に発売したRedmi Note 9Sは在庫切れが起きるほど多くの方に購入していただきました。今回のMi 10 Lite 5Gのキャリア経由での販売は、弊社の販売チャンネルをさらに増やすものになります。

4Gは技術が成熟していますから、オンラインで端末だけを販売しても各キャリアのネットワークでそのまま使うことができます。しかし、5Gは前述したようにキャリアとの連携は不可欠です。新しい技術である5Gに対応した製品を初めて投入すること、キャリアの5Gネットワークのテストを行なうのは初めてのこと、Snapdragon 765Gを搭載した製品も日本で初めてと、「初めて」だらけの中で製品開発を進めていきました。