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Microsoft、VRAMへの直接ロードでゲームを高速化する「DirectStorage」

米Microsoftは9月1日(現地時間)、同社のDirectX Developer Blogを通して、DirectXのAPIとして追加を計画しているデータ読み込み技術「DirectStorage」について、新たな情報を公開した。NVIDIAが発表したGeForce RTX 30シリーズに搭載予定の新機能「NVIDIA RTX IO」に対応するものとみられる。

NVIDIA、GeForce RTX 30シリーズ発表 - RTX 3090/3080/3070の3モデル

DirectStorageは、DirectX 12に組み込まれる予定のストレージAPI。同社の次世代ゲーム機「Xbox Series X」に搭載されるという「Xbox Velocity Architecture」にも含まれるとして紹介されていた新技術だ。

MicrosoftはSSDにおける大幅な技術革新による高速化に触れつつも、一方でゲームアプリケーションの大容量化についても言及。こういった最近のゲームタイトルでは、大容量のデータを一度に読み込むのではなく、メモリ効率改善のために、必要なデータを必要なタイミングで遂次ロードする方式がとられることがある。

ここでは読み込み1回あたりのデータ量が小さくなる代わりに、ストレージデバイスへのI/Oリクエスト数が莫大になっていると指摘。既存のストレージAPIでは莫大に発生するI/Oリクエストを1つずつ管理して処理する必要があり、毎秒何万回もこれが行われることですぐにNVMeオーバーヘッドに達してしまい、パフォーマンスの低下を引き起こしている。

そこで、このストレージAPI「DirectStorage」を用いることで、多数の並列I/Oリクエストをバッチ処理することが可能になり、「これまでにないほど多くケタ違い」のI/Oリクエストを処理できるようになるという。

NVIDIAが発表した新型GPU「GeForce RTX 30シリーズ」では、このDirectStorageのAPIを利用することで、ゲームデータの読み込みや解凍をCPUではなくGPUで行い、DRAMよりも高速なVRAMのリソースを活用することで、さらなるパフォーマンス向上を図るものと見られている。