Android 6.0以降のスマホで使える。
Androidユーザー向けのAirDrop(っぽい)データ共有機能「Nearby Share」。これが一部のPixelとGalaxyで、やっと使えるようになりました。また、来月にはスマートフォンとChromebook間でもデータ転送ができるようになります。
1月のテストからやっと実装へ
この機能は、Androidユーザーがずっと望んでいたもので、1月末にテスト中であることが報じられたこともありました。iOSなら、AirDropで近くにある端末に写真や動画を送るのが当たり前なのに、それがなかったのです。
それから7月になり、Googleがベータ版の存在を認めたことで、期待がさらに高まっていました。
「Nearby Share」の使い方
Googleによりますと、使えるのはAndroid 6.0以降のGoogle PixelとSamsung Galaxyで、プライバシー保護を保ちながら、オフラインでも各種ファイルやリンク、写真などを簡単にシェアできるとあります。
この方法は、簡単なタップで近くにあるデバイスのリストが現れ、Bluetooth、BLE(Bluetooth Low Energy)、 WebRTC、またはWi-Fi Directいずれかの最適な方法を自動で選んで共有が開始され、受け取る側は承認か拒否かを選べます。
また送信者は匿名でデータを送ることもできるので、連絡先といった個人情報まで知られることはありません。それに受信時のために共有設定を「非表示」にしてすべての共有を拒否したり、「一部の連絡先」、「すべての連絡先」から受け取れるようにも変更できます。
やっと使えるようになった「Nearby Share」。該当するスマホを持っている人にはとてもありがたいですよね。それにChromebookとの連携も便利そう。せっかくなので、ChromecastやGoogle Homeといった自社製品とも上手く連動してくれたらいいなと思います。
2020-09-04 02:00:08