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13.3型モバイルディスプレイの決定版か!? ユニークの「UQ-PM13FHD」を試す

ユニークから、画面サイズの異なる2種類のモバイルディスプレイが登場した。いずれもIPS方式の液晶を採用し、スリムベゼルおよび薄型軽量設計が売りの製品だ。

 同時発表になった13.3型と15.6型の2モデルのうち、今回は13.3型の「UQ-PM13FHD」を借用したので、その実力を見ていこう。モバイルディスプレイ特集
【第1回】14型モバイル液晶「ThinkVision M14」を試す
【第2回】実売2万円前後とお得な15.6型の「PM161Qbu」を試す
【第3回】タッチ操作に対応した15.6型の「Vinpok Split」を試す
【第4回】15.6型液晶「Xtendtouch XT1610F」はモバイラーの救世主となるか
【第5回】15.6型で4K解像度対応の恵安「KIPD4K156」を試して分かったこと
【第6回】MSI初となるモバイルディスプレイ「Optix MAG161V」を試す
【第7回】USB Type-C接続専用のASUS「ZenScreen MB16ACE」を試す
【第8回】13.3型と小ぶりなアイ・オーの「LCD-CF131XDB-M」を試す
【第9回】大迫力の17.3型モバイルディスプレイ「ROG Strix XG17AHPE」を試す
【第10回】13.3型モバイルディスプレイ「UQ-PM13FHD」は完成度の高い一品 ←本記事
【番外編】予算1万円で300グラムのモバイルiPad Retinaディスプレイを作ってみた
本体+カバーの合計は実測わずか710g、ケーブルも全部付き
本製品は、USB Type-CまたはHDMI端子経由でノートPCなどと接続し、表示領域を拡張できるモバイルディスプレイだ。10点マルチタッチに対応しており、画面をタッチしての操作も行える。

 画面サイズは13.3型、解像度は1920×1080ピクセルのフルHD、アスペクト比は16:9だ。液晶はIPS方式で、視野角は上下/左右ともに約170度と、おおむね一般的な仕様となる。一方、画面表面は光沢加工で、映り込みの多さは多少気になるところだ。

本製品の売りの1つがベゼルの細さだ。左右のベゼル幅はわずか約5mmで、画面占有率90%をアピールしている。画面とベゼルの間に段差はないため見た目もすっきりとしている他、本体の薄型化にも貢献している。ちなみに厚みは公称値で約8.4mmだが、最薄部は約3.7mmと、スマホでもまず見かけない薄さも特徴だ。

外部端子は、USB Type-C×2とmini HDMIの2通りという一般的な仕様である。付属品としてmini HDMIケーブル、USB Type-Cケーブルに加えてUSB Type-A→Type-Cケーブルも付属しているので、ケーブルを買い足す必要がないのは利点だ。

 さらに本体底面にはスピーカーを内蔵し、3.5mmのヘッドフォンジャックも用意されるなど、モバイルディスプレイの中では音声出力にも強みを持つ。

スタンドは、この手の製品によくあるカバー兼用のタイプで、本体にはマグネットで吸着する。ただし角度を2~3段階程度は調整できる他社製品とは異なり、本製品では角度は実質固定となる。競合製品と比べた場合のネックがあるとすればここだろう。

 本製品の利点は軽さだ。公称値は本体468g、カバー250gで、合計でわずか718gしかない。実測値は710gとさらに軽く、荷物を減らしたいユーザーには魅力的だ。カバーは背面全体を覆うわけではないため、バッグに入れる場合は何らかの保護対策が必要だが、12.9インチiPad Pro(641g)とそう変わらない重量は大きなメリットだろう。