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Appleの商標権を侵害する「AirPodsの偽造品」として中国メーカーのワイヤレスイヤホン「OnePlus Buds」が税関で押収される

中国のスマートフォンメーカーであるOnePlusが開発したワイヤレスイヤホン「OnePlus Buds」が、Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」の商標権を侵害しているとして、アメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP)に押収されたことが明らかになりました。

US Customs isn’t backing down, says seized OnePlus Buds violate Apple AirPods trademark - The Verge

https://www.theverge.com/2020/9/14/21436760/us-customs-statement-oneplus-buds-seized-apple-airpod-trademarks

2020年8月31日、アメリカ・ニューヨーク市にあるジョン・F・ケネディ国際空港で2000台のOnePlus BudsがCBPにより押収されました。CBPはこの押収劇を9月14日にTwitter上で公表し、押収したOnePlus Budsについて「AirPodsの偽造品」と説明しています。なお、押収されたのは39万8000ドル(約4200万円)相当のOnePlus Budsだそうです。

海外メディアのThe Vergeは「OnePlus Budsがなぜこのような調査を受けたのかは不明です。OnePlus Budsはすでに数週間前からアメリカのBest BuyやWalmart、Amazonなどで販売されています」と指摘しています。

CBPの広報担当者は、「問題の貨物を調べた際に、CBPの専門家が対象のイヤホンがAppleの商標権を侵害していると判断しました。AppleはAirPodsのコンフィギュレーション商標(デザイン商標)を取得しており、CBPにも商標が記録されています。」と述べました。

コンフィギュレーション商標は一般的に製品の外観を登録するものなので、一部から「CBPはパッケージを見るだけではOnePlus Budsが本物の製品である、つまりはAirPodsを装った偽造品ではない、と判断することができなかったのでは?」という声も挙がっていました。しかし、これらの意見に対してCBPは、「問題のイヤホンをCBPが押収するという判断と、パッケージ画像や言語は無関係です。企業は商標権を侵害するような、Appleのワードマークやデザインを使用する方法を取るべきではありません」として、改めて「OnePlus BudsがAppleの商標権を侵害する偽造品」であるため押収したとコメントしています。

CBPはOnePlus Budsの開発元であるOnePlusに対して、「OnePlus Budsが関連商標を侵害していない」という証拠を提示するための機会を提供しているそうですが、OnePlusは今回の押収についてコメントすることを拒否しており、その後の進展は不明です。

なお、AppleはOnePlus Budsに対して法的措置を講じておらず、OnePlus Budsはすでにアメリカの小売業者で広く販売されています。そのため、The Vergeは「まだ問題なくOnePlus Budsを購入することができますが、CBPが今後の輸入分についてもOnePlus Budsを押収するつもりか否かは不明です」としています。