日本HP、冷却性能と静音性能を両立するミニタワーゲミングデスクトップ

日本HPは9月16日、ゲーミングPC「OMEN」の新製品として、ミニタワーモデル「OMEN 30L DESKTOP」を発表した。最上位としてNVIDIA GeForce RTX 3090搭載モデルも用意する。ラインナップは以下の通り。

NVIDIA GeForce RTX 3080 プレビュー、Founders Editionの実機を開封

・エクストリームプラスモデル（GT13-0827jp）
GeForce RTX 3090搭載、価格未定、11月中旬以降発売

・ハイパフォーマンスプラスモデル（GT13-0826jp）
GeForce RTX 3080搭載、価格未定、11月中旬以降発売

・エクストリームモデル（GT13-0704jp）
GeForce RTX 2080 Ti搭載、価格398,000円（税別）、10月上旬以降発売

・ハイパフォーマンスモデル（GT13-0703jp）
GeForce RTX 2080 SUPER搭載、価格298,000円（税別）、9月中旬以降発売

マイクロATXマザーボードを採用したミニタワー型ゲーミングデスクトップPC。冷却性能と静音性能を両立するコンポーネントを用い、ライティング効果にもこだわったモデルとなっている。

前面内側に内蔵するCooler Master製120mmファンは、側面前方のエアインテークから空気を取り込み、ベンチレーターとして機能。内部構造は、グラフィックスカードの設置位置と電源ユニットのすき間を広く取り、前面ファンからのエアフローがスムーズに流れ冷却効果を高めている。

CPUクーラーはRGB LED搭載の水冷式で、水冷ラジエターファンはノイズと振動を抑えるダブルボールベアリング仕様の120mmサイズ。ソフトウェア操作でファン速度を制御でき、場合に応じて静音性を高められる。電源にも静音性に優れるCooler Master製80Plus Platinum 750Wモデルを採用した。

メモリは、信頼性の高いHyperX FURY DDR4 RGBを標準で搭載。Intel XMPに対応し、3,200MHzでの動作もサポートする。左側面のパネルは強化ガラス製のシースルー仕様で、OMEN Command Centerからのライティングゾーン制御に対応。発光を制御できる場所は、シャーシ内部、前面ロゴ、ファン、ポンプ、メモリ、グラフィックスカードなど。

エクストリームモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i9-10900KF（3.7GHz）、チップセットがIntel Z490、メモリがDDR4-3200 64GB（16GB×4）、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD（WD BLACK）+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080 Ti（11GB）。OSはWindows 10 Pro 64bit。

通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×4、USB 2.0×2、HDMI入力×1、DisplayPort×3など。本体サイズは約W165×D424×H448mm（縦置き時）、重さは約12.42kg。