こんにちは、阿久津です。Microsoft Edgeはプロファイルを登録することで、設定やお気に入りの同期といった機能を備えていますが、自身のプロファイル登録後に別のプロファイルを登録する場面は多くありません。そこで今回は、プロファイルの登録機能を無効にするチューニングをお届けします。
WindowsとLinuxの融合をさらに進めたマウントオプション - 阿久津良和のWindows Weekly Report
1. レジストリエディターを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Policies¥Microsoft¥Edgeキーを開きます(ない場合は作成します)。
2. DWORD値「BrowserAddProfileEnabled」を作成します。
3. レジストリエディターを終了し、Microsoft Edgeを再起動します。
以上でチューニングが完了しました。これで「プロファイルの追加」が取り除かれました。
編集したレジストリキー名からも分かるように、今回のチューニングではポリシー設定を使用しました。そのため設定ページには、「お使いのブラウザーは組織によって管理されています」のメッセージが加わります。また、安定版Microsoft Edgeに限らず、Canary版での適用も確認できました。
今回のチューニングを破棄する場合は、DWORD値「BrowserAddProfileEnabled」を削除し、Microsoft Edgeを再起動してください。それでは、また次回お目にかかりましょう。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。ご連絡は以下のサイト内設置したフォームからお願いいたします。https://www.cactus.ne.jp/ この著者の記事一覧はこちら
2020-09-21 01:20:49