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Apple Watch Series 6の分解レポート、iFixitが公開

Apple Watch Series 6の分解レポートを、ガジェットの分解レポートで知られるiFixitが公開しました。バッテリー容量がApple Watch Series 5から増加し、Taptic Engineも大型化したことが判明しています。

Force Touchセンサー非搭載、バッテリーは増量

Apple Watch Series 6では、ディスプレイを押し込んで操作するForce Touch用のセンサーが搭載されていません。Appleは、watchOS7でForce Touchへの対応を終了すると開発者に案内しています。

Apple Watch Series 6のバッテリー容量は、44mmモデルが1.17Wh(303.8mAh)で、Apple Watch Series 5よりも3.5%増加しています。40mmモデルは1.024Wh(265.9mAh)で、同じく8.5%増加しています。

ただし、AppleはApple Watch Series 6のバッテリー駆動時間はApple Watch Series 5と同じ18時間と発表しています。

Taptic Engineが大型化、iPhoneと同じU1チップは発見されず

Apple Watch Series 6に搭載されたTaptic Engineは、Apple Watch Series 5よりも大型化しています。

Apple Watch Series 6の内部には、謎めいたチップが数多く搭載されているものの、iPhone11シリーズで発見されたU1チップと全く同じものは発見されませんでした。

Force Touchセンサーを省略した効果もあり、Apple Watch Series 6の厚さは10.4ミリで、バッテリーを増量しTaptic Engineを大型化しながら、Apple Watch Series 5の10.74ミリからわずかに薄くなっています。

血中酸素センサーの内部へのアクセスは断念

Apple Watch Series 6で新たに搭載された血中酸素ウェルネスセンサーは、ディスプレイ側とセンサー側に固定されており、内部を見ることができなかったそうです。

修理のしやすさは10点中6点

iFixitは、Apple Watch Series 6の修理のしやすさについて、10点満点中の6点と評価しています。

その理由についてiFixitは、ディスプレイやバッテリーの交換は難しいものの可能であることを評価する一方、ケーブル類が筐体に固定されていて修理が困難であることを減点要因として挙げています。