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Microsoft、Web会議ツール「Teams」にメンタル配慮の「バーチャル通勤」など多数の新機能

米Microsoftは9月22日(現地時間)、オンラインで開催の年次テクニカルカンファレンス「Ingite 2020」で、Web会議サービス「Microsoft Teams」の新機能を、来年公開のものを含めて多数発表した。その一部をここで紹介する。

「バーチャル通勤」など、メンタルヘルスに配慮した機能
コロナ禍でリモートワークが常態になり、通勤時間が減ったが、Microsoft Researchの調査によると、「通勤時間の思考は、仕事の生産性を12~15%向上させることが分かった」とMicrosoft 365担当コーポレートバイスプレジデントのジャレッド・スパタロ氏がブリーフィングで語った。「長すぎる通勤時間は良くないが、この時間が頭の整理に役立つことが判明した」という。

 そこで、Teamsの開始と終了の1日2回、「バーチャル通勤」機能を設定できるようにする。これはリモートワークの“メンタルなブックエンド”のようなもので、仕事とプライベートの切り替えにも役立つ。仕事開始の前には、その日に予定されているタスクの一覧を表示し、設定した終業時刻になると画面の下にリマインダーを表示する。

このリマインダーをクリックすると、その日に予定していたタスクが一覧表示され、完了したものは「Done」ボタンでクリックし、処理できなかったものはリスケジュールできる。その後、その日1日の気分を5段階の絵文字で記録する(これは上司が後でチェック可能)。

 また、瞑想サービスを手掛ける米Headspaceとの提携で、終業後や重要なプレゼンの前などに瞑想する時間を設定できるようにする。スパタロ氏によると、30日間Headspaceの瞑想を行ったあるグループではストレスが32%減ったという。

 ウェルビーイング関連機能としてはこの他、Microsoft 365の既存のプロダクティビティ管理サービス「MyAnalytics」と「Workplace Analytics」が10月にTeamsに統合される。これにより、ビジネス習慣の改善を支援する。

 バーチャル通勤機能とHeadspaceの瞑想機能は、2021年上半期提供開始の予定。

「Togetherモード」にコーヒーショップなどの新シーン追加
7月に発表し、8月から提供している「Togetherモード」に、講堂、会議室、コーヒーショップなどの新しい「シーン」を追加する。

共有画面とプレゼンターを融合させるカスタムレイアウト
カスタムレイアウトは、例えばPowerPointのスライドの前に説明するプレゼンターを表示する、共有画面と人を同時に表示する機能。フィル・リービン氏が7月に発表した「mmhmm」の機能の1つに似ている。

多人数会議中に“別室”で選んだチームで相談できる「breakout rooms」
breakout roomsは、多人数での会議の最中に、会議の主催者が相談したい数人をピックアップして“別室”に連れていき、ブレインストーミングやチームでの討論を行う機能。主催者は2つの会議室を行き来でき、話がまとまれば別室から全員を元に戻すこともできる。

議事録機能
会議終了後、その録画、トランスクリプト(文字起こし)、チャットの記録、共有されたファイルなどが自動的にまとめられ、チャットタブと会議の詳細タブからアクセスできるようになる。この議事録は同じチームメンバーのOutlookカレンダーからも確認できる。

85インチの「Surface Hub 2S」の予約開始(米国で)
Teamsの新機能ではないが、MicrosoftはWindows 10搭載の大画面端末「Surface Hub 2S」の85インチ版の米国での予約受付開始も発表した。年内に予約受付地域を拡大し、来年1月に出荷を開始する計画。

 Teamsでの大人数会議で便利そうだ。ベゼルが45%狭くなり、厚さは20%薄く、重さは30%軽くなった。この他にも多数の新機能が紹介された。すべての機能は公式ブログを参照されたい。