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速報:マイクロソフト、Xbox Series Sを発売前値下げ。2万9980円でPS5デジタル版に対抗

明日9月25日からの予約受付を前に、マイクロソフトが次世代ゲーム機 Xbox Series S の国内価格を発売前改定しました。

つい先日の発表時は税別3万2980円だったXbox Series S の新価格は、3000円安い2万9980円。

プレイステーション5 Digital Edition は3万9980円なので、性能はともかく同じ次世代ゲーム機で「光学ディスクドライブなしで安いほう」としては1万円安いとアピールできることになります。

上位版の Xbox Series Xは、499ドル税別4万9980円のまま。つまりSeries Sのほうが割高なレートだったのが、Series X同じ1ドル100円になっただけともいえます。

主戦場の米国はさておき、日本国内でPS5対Xboxの価格アピールをしてもさほど大きなインパクトはないかもしれませんが、長らくおま国だった遊び放題サービス Xbox Game Pass を国内投入したり、次世代機は日本も世界と同時発売にしたり、ゲーム事業のボスであるフィル・スペンサーが日本語で「エックスボックスのフィルです」と挨拶する発表動画を公開するなど、マイクロソフトの日本市場に対する本気度を示す価格改定とはいえそうです。

Xbox Series Sは、マイクロソフトが2モデル同時に投入する次世代 Xbox のひとつ。

上位版の Xbox Series Xが4K60fpsを想定する高性能であるのに対して、Series S は「同じクオリティのまま」解像度だけを1440p 60fps (2560 x 1440で秒間60コマ)に下げることで、GPU性能やRAMの量、転送速度などを抑え、価格を2万円下げた製品です。

光学ディスクドライブを搭載しないのも、デジタルダウンロード版や、マイクロソフトのゲーム事業の核である定額制サービス Xbox Game Pass への加入を前提とすることから。

要は最高性能までは要らない、ネイティブ4Kと2560 x 1440スケーリングを見分けろと言われてもそもそも部屋のフルHDテレビで遊ぶ、そこまで高い予算は出したくないけれど「話題の次世代ゲーム機」が割安で手に入るなら買うという層、従来ならば世代間の値下げや廉価版を年単位で待っていた層を、ローンチ時点から取り込む戦略です。

プレイステーション5も1万円差の「高いほう・安いほう」2モデル構成ですが、こちらは Xbox とは違い、基本性能は同じまま、光学ディスクドライブの有無だけが差。1万円安くても、RAM量もGPUも変わりません。

Xbox Series S よりもPS5デジタル・エディションのほうが高いのは性能差から言っても当然ですが、Series Sが取り込みを狙うのは「次世代ゲーム機は PS5 も Xbox も高いのと安いのがあるらしい、安い方はディスクが入らないらしい」程度の認識の消費者、あまり性能差やTFLOPSどうこうを気にしない層。特に米国で層が厚い、スペックよりも価格に敏感な消費者にとっては、Series Sは「同じ安い方」でさらに100ドル安いとアピールできることになります。

脱線気味ですが、Series S と Series Xの2モデル戦略についてもう少し。マイクロソフトのこうした戦略は「ゲームパスの月額サービス料に本体価格を分割で載せて払うプラン」Xbox All Access を次世代から多くの市場で主力商品として押し出していることでも分かります。

たとえば米国向けの Xbox All Access は、Xbox Series S本体+Xbox Game Pass Ultimate(遊び放題全部入りとネットサービス込み)で月25ドル、初期費用無し。Series Xにすると35ドル。

こうした割賦プランは、初期費用無しで高価なハードウェアが手に入る代わりにサービスが不当に高かったり、一括で払ったほうが本体費用が安かったりすることもありますが、All Access ではコミットが24か月なので、実際は「2年サービスを使うとコミットすることで本体を一括より安く買える」プラン。

価格コンシャス、初期費用にためらう層をとりあえず取り込み、チャリンチャリンとサブスク料金を払ってもらうことに最適化した動きです。Series Sの価格も、むしろこのオールアクセスの月額を20ドル台にするためと言うこともできます。