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マイクロソフト、Windows XPでMac風テーマを開発していた?流出ソースコードから判明

オンライン上にWindows XPのソースコードが流出し、そこからマイクロソフトが社内でMac風のXP用テーマを開発していたことが明らかになったと報じられています。

海外テックメディアThe Vergeによると、Windows XPおよびWindows Server 2003のソースコードが様々なファイル共有サイトに公開されたとのこと。Vergeは資料が本物であると確認済みで、複数のセキュリティ研究者もそれを支持(下記ツイートなど)。MSの広報担当者は「この問題を調査中です」と回答していると報じられています。

MSのOSソースコードが出回ったことは今回が初めてではなく、今年5月にも初代XboxのOSとWindows NT 3.5のものが流出していました。また3年前にも、Windows 10のソースコードが約1GB分リークされています。

今回の件が興味深いのは、Windows XP開発における初期の作業や、2000年初期に未発表のテーマが作られていたと分かったことです。

そのテーマの1つは「Candy」と名付けられ、2000年のMacworld Conference&Expo(アップル製品の展示や発表が行われたイベント)で初めて公開されたMacのAquaインターフェースに酷似したもの。AquaはMac OS v10.0から採用された一連のGUI設計であり、白と水色を基調とした立体的デザインを特徴としていました。

本テーマは不完全ながら、Windows XPのスタートボタンをはじめ、さまざまなUI要素が明らかにAquaと一致しているとのことです。ただし、MSはこのAquaテーマを公開したことはありません。テーマは「目の保養になるWhistlerスキン」と記されていますが、「Whistle」とはWindows XPの社内コード名。すなわち、開発初期にXP用のテーマエンジンを構築するためのプレースホルダー(仮置き)として使用していたと推測されます。

2001年に公開されたWindows XP最終版では青と緑のLunaテーマが正式採用され、Aquaテーマは最終的に世には出なかったかっこうです。しかし2000年代初期、デスクトップOSをめぐってMSとアップルが激しい競争を繰り広げていた当時の空気を偲ばせるものといえそうです。