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NECの銘機 A-10 設計者が贈るハイブリッド真空管アンプ【A-10SG TUBE】

NECの銘機 A-10 の設計者が作るアナログアンプ第二弾は真空管を搭載!

A-10SG TUBEは「本来の真空管の音を誰でも楽しめるアンプ」をコンセプトに開発されたハイブリッド(真空管+半導体)アンプです。
スマホやイヤホンとは一味違う、アナログならではの上質な音体験をA-10SG TUBEは実現します。
オーディオの世界で『良い』とされている真空管の良さを余すことなく届けるため、設計に徹底的にこだわり抜きました。

これまでの一般的なハイブリッド真空管アンプでは、高電圧で真空管を駆動させることができず、低電圧での動作となり、真空管がもつサウンドを生かしきれていませんでした。
A-10SG TUBEでは独自のスーパークリーン電源回路を新開発することで、アンプ内部で非常にクリーンなDC200Vを生成し、高電圧ドライブを実現しました。

更に、左右チャンネルで電源を分離することはもちろん、真空管ドライブ用に別系統で電源を取り、よりクリーンな電源構成を目指しました。
これにより、真空管のもつ本来の「味」を引き出し、立ち上がりの早い、ダイナミックでノイズレスなサウンドを実現しました。

ドライバー1本で真空管の交換も手軽に行え、それぞれの真空管が持つサウンドを楽しむこともできます。

3年前のプロジェクトで大好評を頂いたA-10の設計思想を受け継ぐアンプ「A-10SG」の第2弾として、「真空管を搭載せよ!」というプロジェクトが雑誌『ステレオ時代』の編集長、澤村信さんの音頭で2019年6月に開発進行となったA-10SG TUBEはそこから15ヶ月の開発期間を経て、ようやく開発完了を迎えることができました。▲A-10SG TUBE リアパネル(DC入力が3つあり、付属のACアダプタも3個となる)

A-10SGTubでは、アンプ回路用の電源2系統(Lch,Rch)に加え、真空管ドライブ用に1系統のDC入力を実装しました。このDC12Vは左右のアンプICと同タイプのトランスドライブ用ICに供給されます。このアンプICにはウィーンブリッジ回路で生成されたサイン波が入力されています。アンプICで電力増幅されたサイン波(400Hz)は新開発されたトランスの1次巻線に印加され、2次巻線(右左チャンネル専用巻線)にステップアップされたサイン波(百数十ボルト)を得ています。
この2次巻線交流電圧を整流し、最終的にDC200Vを得て真空管電源としています。
サイン波のみで構成された新開発の電源回路は便宜上スーパークリーン電源と名付けました。スイッチングを伴わない純アナログ式の昇圧方式は、音楽再生に適したノイズレス電源です。

A-10SG TUBEの内部構造A-10SG TUBEで使用している真空管は「12AU7X」です。これはギター用のアンプを取り扱っている楽器屋さんなどでも販売されているなど広く流通しているメジャーな真空管です。流通している価格も1本1,000円台と手軽に購入できます。本機はプラスドライバー1本でボンネットの側面部と背面部のネジを外すだけで真空管にアクセスできます。真空管はソケットなので抜き差しも容易です。

真空管を1つ変えるだけでも、サウンドは劇的に向上します。
あなた好みに真空管をカスタマイズすることで無限の音の可能性が広がります。大まかに言えばアンプには入力された音楽信号を切り換えコントロールしスピーカーを駆動するという役割があります。
この中でスピーカーを鳴らすパワーアンプ部について言えば、アンプ内部のDC電源を音楽信号でコントロールしてスピーカーに加える役割を担っています。タンクに貯めた水(アンプ内部の直流電源)を蛇口の開閉によって(音楽信号でコントロールして)必要な分をスピーカーに出力しています。
このタンクの水に濁りがあったり、蛇口操作が音楽信号に対して遅れてしまったりするとスピーカーに理想的な電流を流し込めないことになってしまいます。
また、スピーカーは音楽信号で駆動するとその抵抗値が常に変化しています。6Ωのスピーカーでも時として2Ωなったりするのです。その時は一時的に大きな駆動電流が必要になりますが、その電流がアンプから供給できない瞬間があるといわゆる「腰砕け」な音になってしまいます。
そのため、パワーアンプにはスピーカーインピーダンスが変化しても同じ電圧が出力できる能力が求められます。

真空管と半導体の良いとこどりのハイブリットアンプ

アンプは回路構成の違いから、真空管アンプ、半導体アナログアンプ、これらを組み合わせたハイブリッドアンプ、デジタルアンプに区分することができます。
A-10SGは半導体アナログアンプになります。A-10SG TUBEはハイブリッドアンプになります。
デジタルアンプは音楽信号を0と1のデジタル信号に変換して、そのパルス信号を増幅します。しかしながらスピーカーはアナログ信号で働きますのでアンプの出力段にアナログ音楽信号だけを取り出すフィルターを入れなければスピーカーをドライブする事が出来ません。利点は非常に高効率で発熱が少ない、回路構成が小さくできるといった利点があります。欠点は音楽を再生するうえで不要なスイッチングノイズが発生してしまうことです。
ハイブリッドの良さは真空管・半導体それぞれ良いところを組み合わせて構成できる事です。A-10SG TUBEでは赤色と白色のケーブルで入力された音楽信号(アンバランス信号)をアンプを駆動するためのバランス信号に変換する部分を真空管で構成しています。真空管ではこの部分を1本で構成できますが、ここを半導体で構成しようとすると非常に多くの素子を投入する必要があり、それだけ、音楽信号が通過する素子数が多くなります。その結果、音の鮮度が損なわれる恐れがあります。
一方、パワーアンプ部を真空管で構成するとどうしても出力トランスを積まなくてはなりません。この出力トランスの性能で真空管パワーアンプの音は決まるといっても過言ではありませんが、高性能の出力トランスは重く大きく非常に高価です。
しかし、この部分を半導体で構成すると出力トランスが不要になり高性能なものが安価でしかもコンパクトに実現できます。

こだわる方には外付けリザーブ電源ユニットも

A-10SG TUBEはDC12V 3AのACアダプタが3つ付属していますが、このACアダプタをリザーブ電源PS-12VRまたはPS-14VRにに変えることで音質をグレードアップすることができます。
NECのA-10と同じ電源回路の構成となるこのリザーブ電源はオーディオ用電源として優れた性能を提供します。PS-12VRとPS-14VRの違いは出力電圧です。前者は12V、後者は14Vで、本機のLチャンネル、Rチャンネル用電源には12Vと14Vが、真空管ドライブ用電源としては12Vがご利用頂けます。
Lチャンネル、Rチャンネル用電源に14Vバージョンのリザーブ電源を用いるとより力強い音を奏でますが、12Vのほうが他社のオーディオ機器にも使用できる可能性があるため、汎用性があります。DC12V 3Aの電源で動作するオーディオ機器をお持ちの方はPS-12VRをお薦めします。
なお、真空管ドライブ用電源にはPS-12VRがお使い頂けますが、標準のACアダプタでも十分に性能を発揮します。電源の交換を検討される際はLチャンネル、Rチャンネル用の電源の交換からご検討ください。