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iPhone12 ProとiPhone12 Pro Max、カメラの配置に違い

iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxでは、望遠カメラと広角カメラの位置が入れ替わっています。iPhone12 Pro Maxのみに搭載される、センサーシフト式の光学手ぶれ補正機構搭載のためとみられます。

広角/望遠カメラの位置が入れ替わる

Appleは、現地時間10月13日にiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxを発表した際、iPhone12 Proの広角カメラの位置が上、iPhone12 Pro Maxでは広角カメラが下にあることを紹介しています。

iPhone12 Proの広角カメラは上に位置しています。

iPhone12 Pro Maxでは、広角カメラが下に配置されています。

なお、2019年に発売されたiPhone11 ProとiPhone11 Pro Maxでは、カメラの配置に違いはありませんでした。

Appleのガイドラインでも違いを明示

カメラの位置関係について、Appleが2020年10月16日付けでアクセサリーメーカー向けに公開した「Accessory Design Guidelines for Apple Devices」でも、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxではカメラの配置が異なることが分かります。

これらの情報をまとめると、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxで、広角カメラと望遠カメラの位置が以下のように入れ替わっていることになります(超広角カメラの位置は同じ)。

センサーシフト式光学手ぶれ補正機構用スペースの都合か

カメラの配置が異なる理由についてMacお宝鑑定団Blogは、iPhone12 Pro Maxに搭載されたセンサーシフト式光学手ぶれ補正機構を搭載するスペースの都合と考えられる、と伝えています。

iPhone12 Pro Maxのセンサーシフト式光学手ぶれ補正機構については、先日の発表イベント動画の50:41あたりから詳しく紹介されています。