先日発表されたiPhone 12シリーズは画面にセラミック・シールドを採用するなど、気合が入った逸品。しかしその代償か、修理代金が高額になっています。
例えば標準モデルのiPhone 12の場合、画面修理(保証対象外)が3万400円と、iPhone 11の2万1800円と比べてかなりアップしています。また、水濡れ等を含むその他の修理(保証対象外)も4万7800円と、iPhone 11の4万2800円から上昇しているんですね。なお、iPhone 12 ProとiPhone 11 Proはどちらも4万7800円です。
ただしAppleCare+に加入していれば、画面修理の場合は3700円、その他の修理でも1万2900円に修理代金を抑えることができます。AppleCare+の代金はiPhone 12の通常プランが1万6800円、盗難・紛失プランが1万8800円で、iPhone 12 Proは通常プランが2万2800円、盗難・紛失プランが2万4800円となっています。
先述のように、iPhone 12シリーズではナノセラミッククリスタルを組み込んだセラミック・シールドと呼ばれる強化ディスプレイが採用されており、その強度はiPhone 11とくらべて4倍に達しています。ただしこれが採用されているのは前面ガラスだけで、背面ガラスには採用されていません。米ギズモードも、ケースをつけての運用を推奨していますね。
アップル製品の保証期間外の修理費用は、これまでも極めて高額だと指摘されていました。現在は通信キャリアなどからも保証プランが提供されていますし、頑丈なケースやプロテクタを選択することでiPhone 12を守ることもできます。肌身離さず使うiPhoneだからこそ、その本体を守る方法については、しっかりと考えておきたいものです。
2020-10-20 19:49:01