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Appleが2020年第4四半期の業績を発表、発売が遅れたiPhone 12の影響が顕著に

Appleが2020年第4四半期(7~9月)の業績を発表しました。Appleの主力製品であるiPhoneは、新型コロナウイルスの影響で例年の9月から10月にまで発売がずれ込むこととなったため、同四半期の売上に新型iPhoneは一切含まれませんでした。それでもiPhone以外のすべての製品カテゴリで売上が前年同期比で2桁%の成長を記録しており、売上は647億ドル(約6兆8000億円)を記録しています。

Apple Reports Fourth Quarter Results - Apple

2020年第4四半期におけるAppleの総売上は647億ドルです。Appleの主力製品であるiPhoneは、同社の売上における高い割合を占めていますが、新型コロナウイルスの影響で発売が10月までずれ込んだため、2020年第4四半期の業績にiPhone 12の売上は一切含まれていません。そのため、2020年第4四半期のiPhone全体の売上は前年同期比で21%減の264億4000万ドル(約2兆8000億円)となりました。なお、同期のAppleの純利益は7%減の12億7000万ドル(約1300億円)。

一方で、その他の製品カテゴリでは軒並み大幅な売上の伸びが記録されています。iPadの売上は前年同期比で46%増の68億ドル(約7100億円)、Macの売上は前年同期比で28%増の90億ドル(約9400億円)を記録しています。

また、近年大きな成長をみせるAppleのサービス部門の売上は、前年同期比で16.3%増の145億5000万ドル(約1兆5000億円)を記録しており、iPhone以外のどの製品カテゴリよりも高い売上となりました。Appleのティム・クックCEOはサービス部門の売上増加に大きく寄与したもののひとつとして、独自のサブスクリプション型ストリーミングサービスであるApple TV+の存在を挙げています。Apple TV+のサービスがスタートしたのはディズニーのストリーミングサービスであるDisney+と同時期で、Disney+と比較すると低調なスタートであったと指摘されましたが、クックCEOは同サービスについてポジティブに語ったそうです。ただし、AppleはApple TV+の登録者数などについては詳細を発表していません。

また、Appleは新型コロナウイルスの影響下であるため、2021年第1四半期の収益を正確に予測することは不可能としました。Appleは2020年に新型iPhoneを4モデル発表しており、iPhone 12とiPhone 12 Proはすでに販売されていますが、iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxは2020年11月13日に発売となるため、新型iPhoneの売上は2020年第1四半期の業績に反映されることとなります。

クックCEOは2020年第4四半期の業績について投資家向けに説明を行った際に、「2020年はよりエキサイティングなものがある」と語ったことも報じられています。Appleはすでに新型iPhoneを発表しており、2020年末までにApple Siliconを採用した最初のMacを発売するとアナウンスしていたことから、Apple Silicon採用Macがこのサプライズに当たるのではと予想されています。

なお、iPhone 12の発売が2020年10月までずれ込んだ影響で、Appleは2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数シェアが業界4位に転落したと調査会社のIDCが発表しています。IDCの調査によると、同期のAppleのiPhone出荷台数は推定で4160万台で、前年同期比で10.6%減。スマートフォン市場におけるシェアは11.8%で、業界3位から4位に転落しています。なお、出荷台数シェアの1位はSamsung(8040万台、22.7%)、2位はHuawei(5190万台、14.7%)、3位はXiaomi(4650万台、13.1%)です。