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「iPhone 12」と「Pixel 5」のスペックを比較 共通点が多いが明確な違いも

「iPhone 12」は、4機種を展開するiPhone 12シリーズの中で標準的な位置付けのモデルだ。そしてiPhoneのライバルと言えば(?)GoogleのPixel。そのPixelシリーズの最新モデルである「Pixel 5」が、iPhone 12と同時期に発売された。2機種とも5Gに対応してデュアルカメラを搭載するなど、共通点が多い。あらためて、その違いをまとめてみた。

プロセッサについて、iPhone 12はiOS向けでは最高峰の性能を持つ「A14 Bionic」を搭載している一方で、Pixel 5はAndroid向けのハイエンド製品「Snapdragon 865」ではなく、ミッドハイの「Snapdragon 765G」を採用している。

 サイズは、iPhone 12の方が0.6mm薄いが、高さと幅はPixel 5の方が数値が小さい。重さもPixel 5の方が11gほど軽い。小さくて軽いのはPixel 5といえる。

ディスプレイは2機種とも有機ELで、サイズはiPhone 12が6.1型、Pixel 5が6.0型。解像度と画素密度はiPhone 12が1170×2532ピクセル(460ppi)、Pixel 5が1080×2340ピクセル(432ppi)でiPhone 12の方が高スペック。インカメラ周りの処理は2機種で異なっており、iPhone 12は従来と同じノッチ、Pixel 5はパンチホールを採用。同じコンテンツでもPixel 5の方が表示領域は広いといえる。

 iPhone 12のメインメモリは非公表だが、「Geekbench」では4GBと表示されている。対してPixel 5は8GBメモリだが、総合的なパフォーマンスはプロセッサの性能も含めて検討したい。

 ストレージはiPhone 12が64GB、128GB、256GBの3種類から選べるが、Pixel 5は128GBのみ。外部メモリスロットは2機種とも搭載していない。ここは256GBの選択肢があるiPhone 12の方が有利か。

ワイヤレス充電は2機種とも対応している。iPhone 12はマグネットでアクセサリーを取り付けられる「MagSafe」を新たにサポートしたことで、対応するワイヤレス充電器を使えば、充電時の位置合わせがしやすくなる。MagSafeはApple独自の規格なので、当然ながらPixel 5はサポートしないが、Pixel 5は他のデバイスへ給電ができるリバースチャージに対応しているのが特徴だ。

カメラはどちらも約1200万画素の広角と超広角のレンズを搭載しており、ポートレートモードやナイト(夜景)モードにも対応するなど、スペックや機能で共通する部分が多い。また両機種とも(デジタル処理で画像を生成する)「コンピューテーショナルフォトグラフィー」に力を入れており、思想も似ている。詳細な画質比較は荻窪圭氏がレビューしているので、参考にしてほしい。

スペック上の分かりやすい違いとしては、iPhone 12はDolby Vision対応のHDR動画を撮影できること、インカメラの画素数が1200万画素でPixel 5の800万画素より高いこと、などが挙げられる。

 防水性能やFeliCa(Apple PayとGoogle Pay)対応、nanoSIMとeSIMのデュアルSIM、3.5mmイヤフォンジャック非搭載なども共通している。5Gの周波数帯はSub-6に対応し、国内モデルはミリ波は利用できない。

 大きく違うのは生体認証だ。iPhone 12は指紋認証(Touch ID)は搭載しておらず顔認証(Face ID)のみ。Pixel 5はその反対で、顔認証はなく指紋認証のみ。マスク装着時にも利用できることを考えれば、指紋認証の方が便利か。

 価格はPixel 5の方が安い。iPhone 12は最も安い64GBでも8万5800円(税別、以下同)だが、Pixel 5は128GBで6万8000円だ(いずれもメーカー直販価格)。コストパフォーマンスの高さを求めるのなら、Pixel 5の方がオススメといえる。