トイデジカメのような小さなサイズのカメラなのに、ワンボタンで360度の全天球写真を撮影できるのが「RICOH THETA」。
このユニークなカメラが発売されたのが、2013年の今日です。
従来の全天球撮影は特殊なレンズを使う、もしくは、複数のカメラを組み合わせた大掛かりな機器というのが一般的だったのに対し、片手で持てる小さなスティック型という手軽な機器として登場し、注目を集めました。
画質や解像度はあまり高くはありませんでしたが、どの方向にもぐるっと回して見られるのが新鮮で、その面白さから話題となりました。撮影した写真はスマホやPCで再生できるだけでなく、専用サイトへの投稿で簡単に共有できた、というのも人気の一因でしょう。
1年後の2014年11月には動画撮影に対応した「RICOH THETA m15」、さらに2015年10月には高画質化した「RICOH THETA S」が登場するなど進化していきました。現在は、昨年12月に発売されたエントリーモデルの「RICOH THETA SC2」が最新となっています。
11月8日のおもなできごと
2011年、ジャストシステムが「ATOK Passport」を開始
2012年、任天堂が「とびだせ どうぶつの森」を発売
2013年、リコーが全天球カメラ「RICOH THETA」を発売
2014年、ASUSがLTE対応の「ZenFone 5」(A500KL)を発売
2015年、「マイコンBASICマガジン」がトークイベントを開催
2017年、Amazonがスマートスピーカー「Echo」を発表
2020-11-07 17:08:01