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【まとめ】Appleが「自社製CPU」でMacにもたらしたイノベーション3つ #AppleEvent

さぁ、WWDC 2020での発表からもうすぐ半年。当初の約束通り、年内にApple Silicon搭載のMacが発表&発売されましたね! ちなみにApple Silicon初のチップは「M1」という名称になります。

まだ実機が手元に届いていないので「Appleが言う通りなら」という前置きが付きますが、Apple Siliconが「MacBook」にものすごいアップデートをもたらしています。今回のアップデートはイノベーションって言っていいのでは?って思っちゃった。

パフォーマンスがアップ。しかも大幅に

Apple Siliconの一号機「M1」チップは、4コアの高性能と4コアの高効率コアの計8コアCPU。

4コアの高性能コアは、「省電力シリコンの中では、世界最速のCPUコア」とまで言ってます。また、4コアの高効率コアは軽いタスクをこなすのに効率的で、これ(高効率コア)だけでもデュアルコアMacBook Airと同等のパフォーマンスを誇るとのこと。そしてGPUも8コアで、既存のラップトップのGPUチップと比べて、低電力かつ遥かに上回るパフォーマンスと述べています。

これらがベンチマークや実作業でどのくらい影響を及ぼすのかは未知数ですが、少なくともデュアルコアMacBook Airを使っている人は「えっ!」ってなっていることでしょう。

このパワフルさは、目に見える体験にも現れます。MacBook Airでも、Proでも、Mac miniでも。M1チップ搭載機は、最大6K解像度、60Hz出力に対応します。低価格ながら、プロフェッショナル向けの「Pro Display XDR」のスペックを活かせるとか、グラフィック性能への恩恵がすごいですね…。

値段かわらず、なんなら安くなった

Apple Siliconで性能がアップするのは予感していたけど、お値段もまた驚きでした。

MacBook Airは、お値段据え置き(10万4800円、税別)。スペックで見ると性能めちゃくちゃ上がっているはずなのに、据え置き。MacBook Proも下位モデルと同じなので据え置き。なんならMac miniなんて値下がりしています。

既存のボディを使い回すことで、コストを抑えているってのもあるのでしょうね。確かに現段階だと新チップへの移行という新しい挑戦であるので、ガワを新しくした結果価格が高くなるのは得策とは言えません。使い慣れたハードウェアの見た目、質感、お作法のままでのリニューアルで、使ってみると新しさとパワーを感じる。という、ユーザーにとってシンデレラストーリーになることを期待しています。

消費電力・発熱量低下。ファンレス化も実現(Air)

驚きは続きます。性能アップしながら、消費電力低下により、ラップトップに関してはバッテリー駆動時間も大幅に伸びています。Airでは最大18時間、Proでは最大20時間(Apple TVアプリでのムービー再生時)。

発熱も抑えられているのでMacBook Airに関してはファンレス。MacBook 12インチちゃん以来のファンレスMacが帰ってきました!

Apple Siliconのイノベーションとは?

今回の大きな性能アップは、自社製チップ「M1」と、それに対応するネイティブアプリ(ユニバーサルアプリ)への移行によるところが大きいでしょうでしょう。自社製チップと、そのチップに最適化されたアプリを用意することによるスペックを上げつつ、消費電力を下げられる。そして自社製だからコストも同等にできるあるいは安くできる。というのが今回のApple Siliconで訪れた変化。

ハードウェアの見た目こそ同じなので、一見すると違いが伝わりにくく感じるかもしれません。しかしAppleの言う●倍が実作業でそのまま数値として現れるなら、それは、IntelチップとmacOSで実現するのは難しそうな、2歩3歩進んだステップアップです。これらすべてにおいて飛躍的にスペックを伸ばすには、心臓部を自社で掌握する必要があったというのも頷けます。

では、どれだけ快適になるのか? どれだけアプリが対応できるのか?

まだ未知数なところがありますが、すべてが高速に、ストレス無く。という未来が訪れるのであれば、ユーザーとしても体験として意味があるイノベーションが巻き起こったと言えるのではないでしょうか。

僕はこの「イノベーションの正体」を確かめたいがゆえ、今回Mac miniの購入を決意したのです。