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アップル「M1版MacBook Air」メインマシンとして使える

M1版「MacBook Air」店頭モデルを購入した 筆者撮影

アップルの独自プロセッサー「M1」を搭載したMacが発売され、購入した人から好評の声が上がっています。Mac miniを使ってみて衝撃を受けた筆者は、個人用にもMacBook Airを購入。仕事用のメインマシンとして使っています。

■もう「AirかProか」で悩まない

ノート型のMacを購入する上で「MacBook Airか、それともMacBook Proか」という選択肢は悩ましいものがありました。

インテル版のMacBook AirとMacBook Proは性能とバッテリー駆動時間が一長一短の関係にあったのに対し、M1搭載のMacBook Airは高性能と省電力を両立したのが特徴です。

長時間の動画エンコードなどの用途や、キーボード上部の「タッチバー」が必要ならばM1搭載MacBook Proが向いているものの、ほとんどの用途はMacBook Airで十分といえそうです。

MacBook Airは指紋認証のTouch IDのみ搭載、タッチバーはない

次に悩むのがカスタマイズモデル(CTO)の存在です。筆者の場合、Mac miniをレビューした経験からメモリーは8GBで十分と判断し、メモリーが8GB、SSDが512GBの店頭モデルを買うことにしました。

購入にあたってはビックカメラの店頭でLINE Payを利用。3%のビックポイント還元に加え、アップル製品にも有効な5%オフのクーポン、3%還元のVisa LINE Payカードによる「チャージ&ペイ」、楽天ビックの「来店予約」も活用しました。アップルストアのように返品はできないものの、合計11%以上の還元を受けられました。

■メモリーは8GBで足りるのか

M1搭載のMacで気になるのがメモリーの容量です。インテル版Macを使ってきた経験上、メモリーは最低でも16GBは欲しいと筆者は考えていました。

そこで実際に16GBを搭載したM1版Mac miniと比較してみたものの、スワップ使用領域を10GB以上も使っている状態で、8GBのMacBook Airと使用感に大きな差はありませんでした。細かく見ていくと、たくさんのタブを開いているChromeでタブを切り替えたとき、たまに描画が遅れる程度です。メモリー容量は明らかに足りていないが、速度低下はわずか

M1ではメモリーをCPUやGPUなどが共有する「ユニファイドメモリ」を採用しており、効率が良いと説明されています。ただ、いかにM1の設計が優れていたとしても、スワップのためにストレージを読み書きするコストは発生しているはずです。

ではSSDの速度はどうかというと、M1搭載のMacBook Airでは2倍に向上したとされているものの、512GBモデルの書き込み速度は毎秒2.7GB、読み込みは毎秒2.0GB程度で、十分に速いとはいえ最近のインテル版MacBook Proと大きく変わりません。

結局のところ、OSが十分に最適化されているからなのか、それともまだ何か秘密があるのかは分かりませんが、多くの用途では「8GBで十分に使える」と実感しています。

■新プラットフォームを最前列で楽しめる

ノートPCとして見ると、M1搭載のMacBook Airは発熱の少なさも優れています。高い負荷をかけ続けると底面は熱を持つものの、これまでのインテル版に比べると発熱はかなり少なく、一般的なファンレスのノートPCのように本体全体が熱くなるようなこともありません。

卓上での利用では、外部ディスプレー出力が1つのみというのはたしかに残念です。iPadに画面出力ができる「Sidecar」を組み合わせると、MacBook Air本体、外部ディスプレー、iPadの3画面が使えます。USB経由で画面を出力するDisplayLinkがM1に対応すれば、より多くの画面に表示できる可能性はあるようです。