新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!

ノートpcバッテリーの専門店

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

iPhone 12を凌駕するiPad Air 4thのA14 Bionic。実アプリでも好結果で価格以上の実力(本田雅一):2020ガジェットレビュー

そろそろ2020年も終盤戦。今年もたくさんのガジェットが発表され、弊誌にてレビュー記事が掲載されました。そんな記事のなかでも、著者や編集部がイチオシと考える製品をピックアップしてもう一度お届け致します。これは2020年10月21日に掲載された記事の再掲載です。記事中に登場する価格や機能、画像などは当時のもので、現在は異なる可能性があります。

先月発表されながらも出荷されていなかった第4世代iPad Air(以下iPad Air)がいよいよ市場に投入される。今回のiPad Airは、iPad Proに極めて近い体験が得られる製品だ。10月23日の発売を目前に先行レビューをお届けしよう。

第4世代iPad Air Wi-Fi 64GB ローズゴールド (Amazonでチェック)

第4世代iPad Air Wi-Fi 64GB スカイブルー(Amazonでチェック)

iPad Airは、11インチのiPad Proよりわずかながら画面サイズが小さい10.9インチ、LiDARスキャナも搭載されず、カメラは超広角を搭載しない広角だけのシングル構成。また、後述するように搭載されるメインメモリ容量も4GBと、iPad Proの6GBよりも少ない。

しかし画面サイズの違いは並べて比べなければわからない程度の差で、iPad Pro同様に第二世代Apple Pencilが利用でき、11インチのiPad Pro用周辺機器がそのまま活用できる。カラフルなiPad Airに、無粋なダークグレーのMagic Keyboardは(レンズ周りのベゼルが合わないことも併せ)やや不似合いな気がしなくもないが、Smart Keyboard Folioも含めて互換性があることは好ましいことだ。

要するに何が言いたいかといえば、これで大幅に価格が安いのであれば、iPad Proを無理に選ぶ必要がないということ。体験の質としては、LiDAR搭載の有無と超広角カメラを除けば、決定的な違いはない。

もちろんFace IDとTouch IDの違いはある。自宅などで使う際にはFace IDの方が圧倒的に便利だが、(今の世界情勢を考慮すれば)公共の場で使う際にはTouch IDの方が便利だ。どちらが良いと思うかは利用する場面によって違うが、今後、外出の機会が以前と同じように増えていくならば、iPad Airの方が便利と言えるかもしれない。

ならば、あとはプロセッサ速度などコンピュータとしての能力の違いが、iPad AirとiPad Proのどちらを選ぶかのポイントということになる。

関連記事:

第4世代iPad Air発表。A14 BionicチップやUSB-C搭載、Touch IDは上部ボタンに引っ越し

iPad Proを超えていたiPad Airのベンチマークスコア

あくまでベンチマークスコアであるため、実際のアプリケーションでどうなる? というのは別の話だが、発表当初よりiPad Airが搭載するA14 Bionicには「もしかするとiPad Proと同等かそれ以上の実力では」という疑いが向けられていた。

性能が良いのだから"疑い"はひどい表現だが、取材の中でiPad ProにはiPad Proの役割があり、CPUの世代がかわっても高性能コア4個、GPUが8個というA12Z Bionicの物量には到底敵わないという予測もあり、Appleもそうしたスタンスを崩していなかったので、すっかりAirのA14 Bionicを侮っていたのだ。

ところが実際にiPad Airのベンチマークをとってみると、そこに出てきたのは同クラスの消費電力に抑えられたインテルプロセッサでは、到底追いつきそうにないパフォーマンスだった。


2020-12-10 22:24:52



お問い合わせ