デスクトップ向けプロセッサにも踏み出したとも言われるApple(アップル)ですが、さらにモデムチップの独自製造とも目指しているというウワサが。モデムチップはスマートフォンが電話や通信接続を行なうための極めて重要なパーツです。
Bloomberg(ブルームバーグ)の報道によると、アップルのハードウェア・テクノロジ部門でシニア・ヴァイス・プレジデントを務めるJohny Srouji氏が「今年、私達は初の内部モデムの開発を開始しました」とタウンミーティングにて語ったそうなのです。
iPhoneといえば、プロセッサは独自チップですがモデムチップはQualcomm(クアルコム)のチップを購入しています。しかしこの状態ではクアルコムの製品開発スケジュールに影響される他、クアルコムとの訴訟リスクに関する問題も存在します。
一方でアップルは、2019年にIntel(インテル)のスマートフォン事業を買収。このことからアップルが独自モデムを製造することは、ある意味想定どおりともいえます。
PC向けプロセッサのM1にて、圧倒的なパフォーマンスを実現したアップル。そのモデムも、どれだけの高性能なものになるのかが今から楽しみです。…まさか何もかも内製しちゃうつもりだったりするんでしょうか?
2020-12-11 18:54:30