iPhoneにもともとインストールされている標準アプリや、搭載されているさまざまな機能にまつわる便利術をまとめて紹介。iPhoneの機能は年々進化しており、追加される新しい機能や使い方に気づかないことがある。2020年にTIME&SPACEで紹介したiPhoneの便利術をまとめたので、本記事を参考に、役に立つ機能などぜひ試してみてほしい。
①「Safari」で閉じてしまったタブを再度開く方法
誰もが日常的に使っているWebブラウザだが、iPhoneユーザーは標準ブラウザの「Safari」を使っている人が多いだろう。実は「Safari」アプリには、知っていると便利な機能がたくさん搭載されている。ここではその一例として、誤って閉じてしまったタブを再度開く方法を紹介する。
ブラウザで複数のタブを開いている場合、誤って閉じてしまったり、閉じてしまったタブで表示していたサイトをもう一度見たいときがある。そういったときは、右下の[タブ切り替えボタン]をタップ。タブ一覧の下中央にある[+]を長押しすると、最近閉じたタブの一覧が表示され、ここからタブを再度開くことができる。
②iPhone文字入力で「」(カギカッコ)や“々”(踊り字)を入力する方法
スマホを使ううえで欠かせない文字入力だが、実は知られていない文字入力のテクニックは意外とある。iOS 13のiPhone 11を例に、入力に手間取りがちな“「」”や“々”を簡単入力する方法を紹介しよう。
「」(カギカッコ)や“々”(踊り字)は、さまざまな局面で使う特殊表現だ。もちろん、ひらがなから変換で出すこともできるが、フリック入力ですぐに表示する方法がある。
まず、「」はフリック入力画面で[や]をタップすることで左右に表示される。
③iOS 13以降のiPhoneでzipの解凍・圧縮を専用ソフトなしで行う方法
ビジネスメールなどでzipファイルの使用頻度はとても高いが、iPhoneで専用ソフトなしで解凍・圧縮できることを知っているだろうか。
実は、2019年にリリースされたiOS 13以降、専用ソフトがなくてもzipファイルの解凍・圧縮ができるようになった。
・解凍方法
zipファイルを受け取った場合は、添付ファイルをタップするだけで内容をプレビューで確認することができる。
zipファイルを解凍して確認したいときは、添付されたzipファイルを“長押し”して、[共有]▶︎[“ファイル”に保存]からファイルアプリの任意のフォルダ内に保存すればOK。「ファイル」アプリから該当のファイルをタップするだけで同じフォルダ内に解凍される。ファイルを長押しし、表示されるメニューから[展開]を選んでも解凍することができる。
④大きなiPhoneでも文字入力に便利な「片手用キーボード」
近年、スマホは大型化・高解像度化しており、より大きな画面で動画やゲームを楽しめるようになっている。その反面、手が小さい人やお子さんなど、片手では操作することが難しい人もいるだろう。
そんな人のために、iPhoneの片手操作を補助する機能のひとつとして、「片手用キーボード」がある。キーボード画面を「左寄り」または「右寄り」にずらして、片手でも指が届くようにする機能だ。
2020-12-24 18:41:19