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キャッシュレス決済が普及するなど現金管理の手間が少なくなった反面、「銀行口座」「クレジットカード」「電子マネー」など“お金の情報”が散らばって、自分がどれくらいお金を持っているか、使っているか把握できていない人も多いかもしれません。そこで、アプリを使ってスマートに家計や資産の管理を始めてみませんか?この記事では、お金管理アプリの選び方や上手な使い方をまとめてみました
■お金管理アプリってどんなもの?どんな機能があるの?
家計管理のみならず、銀行口座やクレジットカードの情報と連携して“自分の持つお金”を幅広く把握し、管理できるのがお金管理アプリの特徴です。多くのアプリは、主に次のような機能があります。
●自分の持ち金を把握できる
お金管理アプリによって“提携している金融サービス”は異なりますが「銀行口座」「クレジットカード」「電子マネー」を登録できるのが一般的です。連携することで、お金の残高や履歴などがひと目でパッと分かります。
●入出金を確認、記録できる
連携した口座の入出金や、クレジットカードの引き落とし、電子マネーへのチャージなど利用状況がタイムリーに更新されるので、収支を振り返るのに便利です。
アプリによっては、銀行口座とクレジットカードを登録しておくことで残高不足を事前通知してくれるものも。支払いが重なって引き落としできなかった……といったトラブルも回避できるでしょう。
●資産運用やポイント管理も!
銀行口座やクレジットカード、電子マネーのほかに、証券口座にある投資信託や株式、外貨のほか、加入している保険、ポイント、マイレージまで管理できるアプリやオプションサービスもあります。
■アプリ選びのポイントは?
お金管理アプリは毎日の家計管理を重視したものから、本格的な資産管理ができるものまでさまざま。どのアプリがいいか迷ったら、自分のライフスタイルに合うものを選んでみましょう。
●連携している“金融サービス”で選ぶ
前述の通り、お金管理アプリによって“提携している金融サービス”は異なります。銀行や証券会社などの金融機関、クレジットカードや電子マネーなどと連携して使用したい場合は、普段利用している金融サービスが提携しているかチェックしましょう。
●“無料で使える機能や有料オプション”で選ぶ
お金管理アプリのほとんどは無料ですが、機能やデザインはアプリによってさまざまです。機能が多いと使いこなせないかも……という人は、初めはシンプルなアプリを選ぶといいでしょう。
また、無料アプリでもアプリ内課金や有料サービスを提供しているものも多くあります。医療費控除やローンシミュレーション、確定申告の中でも青色申告に対応する有料オプションを備えたアプリもあるので、機能にこだわりたいという人はよく比較検討してみましょう。
●お金の情報の“入力方法”で選ぶ
お金の情報の入力(登録)方法もアプリによって異なります。最も手軽なのは、金融サービスと連携し自動で取引内容を記録する方法で、これなら入力漏れやミスもありません。
これに対し、手入力やレシートを撮影するタイプは、入力を忘れたり間違えたりなどの可能性もありますが、セキュリティ面が不安という人は手入力のみで記録しやすいアプリを選ぶのもいいでしょう。
■お金管理アプリの上手な使い方もチェック!
お金管理アプリの基本的な機能は「資産の把握」や「入出金の記録」ですが、アプリごとに独自のサービスを展開しています。
証券口座と連携できるオプションや、キャラクターを用いた楽しく分かりやすいデザイン、さらに金融機関の提供するアプリでは、インターネットバンキングで利用できる口座を追加で開設できるものも。
資産運用に力を入れたい、家計管理をがんばりたい、複数口座でお金の管理をスムーズにしたいなど、用途にあわせてアプリを選ぶことが効果的な使い方につながるでしょう。
●定期的に振り返ることで家計改善につなげる
定期的に資産状況の振り返りを行い、家計の収支の改善に役立てるのもいいでしょう。今月はなぜ出費が多かったのか、データから読み取ることができるようになります。毎月の収支データを通知してくれるアプリもあるので、振り返りをうっかり忘れてしまうこともありません。
●夫婦や家族で共有して資産形成の意識を高める
パートナーや家族と情報を共有できるアプリなら、共有する全員がいつでも現在の資産状況を確認することが可能です。例えば、夫婦が互いに家計や資産についてすぐに分かる状態にしておけば、使徒不明な支出を防ぐと同時に、将来の資産形成に向けた意識向上につなげられるかもしれません
■アプリを使ってお金の管理を始めてみよう
多くの人の生活になくてはならないものとなったスマホ。その身近なスマホの「アプリ」を用いてお金を管理したり資産の把握をしたりすれば、普段のお金の使い方も自然と気を配ることができそうです。給与が振り込まれたときや大きな買い物をするときだけにお金のことを考えるのではなく、常日頃からアプリで資産状況をチェックして、自分の大切な資産を増やす意識を育てていきましょう。
2020-12-29 18:42:40