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macOS向けスリープ防止ソフト「アンフェタミン」をAppleがガイドライン違反扱いする事態が発生

Macには省電力のために無操作状態が一定時間続くとスリープになる機能があります。このスリープを防ぐための定番ソフト「Amphetamine(アンフェタミン)」が、Appleの「ガイドライン違反」だとして、App Storeから削除すると警告を受ける事態が発生しました。

「アンフェタミン」は2014年にmacOS向けのアプリストア「Mac App Store」に登場して、40万回以上ダウンロードされている定番のスリープ防止ソフトです。

しかし2020年12月29日、「アンフェタミン」の開発者であるウィリアム・C・グスタフソン氏のもとに、Appleからアンフェタミンがガイドラインに違反していること、改善されないようであれば2021年1月12日をもってApp Storeから削除するという連絡が入りました。

Appleの主張は「アンフェタミン」というソフトの名称が、アメリカの規制物質法でスケジュールIIの薬物に分類されている「アンフェタミン」と同じであることを問題視したもの。

これに対してグスタフソン氏は、「アンフェタミン」をApp Storeに残すためGitHubで助けを求める活動を開始。

グスタフソン氏は、あくまで名称として有機化合物「アルファ-メチルフェネチルアミン」の短縮形を用いただけで、合法的な処方薬としての「アンフェタミン」と同じように、ソフトを合法的に使用することでMacを目覚めさせることができるという意図で用いており、規制薬物の販売を促進しているわけではないと主張。

また、コカインを作るために用いられる植物と同名の「コカ」や、マリファナ販売を題材にしたシミュレーションゲームアプリ「ウィードタイクーン」、違法薬物の取引・販売の要素が強いゲーム「ドラッグマフィア」「ナルコス:カルテルウォーズ&ストラテジー」、アメリカの多くの地域で飲酒可能年齢が21歳であるにもかかわらず17歳以上向けとなっている飲酒体験アプリ「iBeer」などがApp Storeから削除されていない現状は、ガイドラインの適用が不当であるとも指摘しています。

こうした運動のおかげか、2021年1月2日になってグスタフソン氏のもとにAppleの担当者から改めて連絡があり、「アンフェタミン」は一切の変更なくApp Storeに残ることが決まりました。

グスタフソン氏はTwitterで、支援してくれた人々に対する感謝のツイートを行っています。


2021-01-03 20:08:06



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