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フルHDながらリモコン付きの格安ストリーミングデバイス「Fire TV Stick」(第3世代)

「Fire TV Stick」(第3世代。税込4980円)は、Amazonのストリーミングデバイスで最も安価なエントリーモデル。上位モデルとして4Kに対応した「Fire TV Stick 4K」(税込6980円)、処理能力が高いキューブ型の「Fire TV Cube」(税込1万4980円)がラインナップされているが、Fire TV Stickは上位モデルより優れている点がある。それは最新モデルということで、新UI、新機能がいち早く提供されていること。というわけで本稿では、Fire TV Stickのおさらいをしつつ、新UI、新機能についてレビューしていこう。

メジャーバージョンアップされた「Fire OS 7.2.2.8」を採用

Fire TV Stick1.7GHz/クアッドコアのプロセッサー、8GBのストレージを搭載。OSは「Fire OS 7.2.2.8」を採用している。Fire TV Stick 4KのOSは「Fire OS 6.2.7.7」なので、Fire TV StickのOSはメジャーバージョンアップされているわけだ(それぞれ2021年1月4日時点)。

Fire TV Stickのソフトウェアバージョンは「Fire OS 7.2.2.8」

通信機能はWi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5.0 + LEをサポート。同梱の「Alexa対応音声認識リモコン」はFire TV Stick本体とBluetooth経由で接続するが、テレビをコントロールするために赤外線(IR)送信機能も搭載されている。

サイズ/重量は、Fire TV Stick本体が86×30×13mm/32g、リモコンが142×37×16mm/43.4g。このほかにHDMI延長ケーブル、USBケーブル、電源アダプター、単4電池2本、スタートガイドが付属する。

ACアダプターの仕様は、入力100-240V~0.15A、出力5V 1A、容量5W

Fire TV Stick 4K、Chromecastとの違いは?

Fire TV Stickを、比較的価格帯が近いストリーミングデバイスであるFire TV Stick 4K、「Chromecast with Google TV」(税込7600円)と比較してみよう。下記に映像、オーディオ規格の違いをまとめてみた。

映像、オーディオ規格の違い

最大解像度がフルHDであること以上に大きな違いが、Fire TV StickのHDR方式にDolby Visionが含まれていないこと。実際にFire TV StickとFire TV Stick 4KでNetflixのDolby Vision対応コンテンツを見比べてみると、ダイナミックレンジ云々以前に色合いがまったく異なっている。Dolby Vision対応テレビで制作者の意図通りの映像を観たいのなら、Fire TV Stick 4K、またはChromecast with Google TVを選ぶべきだ。

対応サービスの違い

一方、Fire TV Stick/Fire TV Stick 4Kと、Chromecast with Google TV最大の違いは対応サービス。

Netflix、Amazonプライム・ビデオ、YouTube、Hulu、U-NEXT、AbemaTV、TVer、Spotifyなどほとんどのメジャーサービスはどちらでも利用できるが、YouTube MusicはFire TV Stick/Fire TV Stick 4Kに非対応、Amazon MusicはChromecast with Google TVに非対応だ。自分が利用している全サービスに対応しているストリーミングデバイスを選ぶか、どちらのストリーミングデバイスにも対応しているサービスに乗り換えるか悩ましいところだ。

Apple TV(Apple TVアプリ)はFire TV Stick/Fire TV Stick 4Kで利用できる。2021年1月4日時点では、Chromecast with Google TVはApple TVに対応していないものの、今年初旬からサポートすることが2020年12月16日に発表されている

新世代Fire TV Stickの新UI、新機能の使い勝手は?

さて、Fire TV Stickの新UIは目的のコンテンツにたどり着くまでの時間が着実に短縮されている。旧UIはホーム画面の上に項目を配置し、下にコンテンツのサムネイルがずらりと並ぶメニュー構成で、長いスクロール操作を強いられていた。

その点、新UIはメインメニューが画面中央に配置され、まずは左右移動で「ライブラリ」「ホーム」「探す」「ライブ」「アプリ」などの項目を選び、それに応じて切り替わる画面下のサムネイルからコンテンツやアプリを選択する構成に変更されている。

また旧UIでは「ジャンル一覧」がサムネイルの最下層近くに配置されていたが、新UIではメインメニューの「探す」の中に「映画」「TV番組」「キッズ&ファミリー」「アプリストア」の大カテゴリーを用意。さらにその下部に「おすすめカテゴリー」として、「アクション」「サスペンス」「アニメ」「お笑い」「バラエティ」「ドラマ」「ホラー」「日本映画」「時代劇」「韓国ドラマ」などを配置している。旧UIのジャンル一覧よりもカテゴリーが具体的なので、より絞り込まれたコンテンツから好みの作品に出会えるはずだ。


2021-01-10 18:55:53



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