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CESから2021年のヘッドホントレンドを垣間見る

例年この時期はアメリカのラスベガスで開催されるCESのウォッチから始まり、その年の製品予測などを行う。昨年度のCESはまだパンデミック前であったのでリアルイベントとして開催されたが、今年のCESはオンラインでの開催となった。

その中からオーディオ関係の新製品などをいくつか紹介したいと思う。またアップルはCESに参加する企業ではないが、CESでの製品群は前年のアップル新製品のトレンドを受けるものが多いということも言える。そうしたアップルの落とす影にも着目していきたい。

まず興味深いのは「V-Moda M-200 ANC」だ。これはV-Modaでは初のBluetoothヘッドフォンとなるが、既存のM-200(有線)スタジオモニターヘッドフォンをワイヤレス化してアクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)機能を搭載した製品のようだ。また価格が499ドルとワイヤレスヘッドホンにしてはかなり高価なのもポイントだ。自分で外装ペイントのデザインをカスタマイズできるなどユニークな特徴もある。

V-ModaのCEO、Val Kolton氏は2011年にフジヤエービック主催のヘッドフォン祭を訪問したこともあり、HeadFiなどにもよく顔を出している。マニアック気質なことでも知られているが、なかなかユニークな製品だと思う。

また高音質、外装の良さ、高価格帯という点からアップルの「AirPods Max」を連想させる点が興味深い。また音傾向もM-200をベースにしていることから、ワイヤレスヘッドホンながらもコンシューマー向けとは異なるプロ志向のサウンドになるように思える。ソニーやボーズを中心に、3万円前後の人気機種が多いマーケットがどう動いていくのか、行かないのかも今年の注目点となるだろう。

流行の完全ワイヤレス型で、ノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンも多数発表された。

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、129.99ドルと低価格でありながら、ANCを搭載し、6つのマイクにより通話品質も向上させたという製品だ。低価格でANC搭載、コロナ禍によるリモートワークにも考慮した通話品質の向上……と、これも時代を反映した製品と言える。Anker独自のアプリによって自分用に音を最適化するHearIDにも対応している。


2021-01-17 19:11:19



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