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Core H35とRTX 3070を搭載したTUF GAMING最強モデル「ASUS TUF Dash F15」を試して分かったこと

ASUS JAPANから発売されている「TUF GAMING」シリーズは、最先端のパーツや先進的なデザインを取り入れた「ROG」シリーズとは異なり、スペックも控えめで、どちらかというと入門者~メインストリームを担う製品が多い印象だった。

 しかし、今回登場した「ASUS TUF Dash F15」(以下、TUF Dash F15)は、Intelの第11世代Core i7の中でも、性能を重視したTiger Lake-H(開発コード名)と呼ばれるCore H35シリーズのCore i7-11370H(4コア8スレッド、最大4.8GHz、TDP 35W)を搭載し、GPUも最新のGeForce RTX 3070を搭載するなど、ハイエンドモデルの一角を担う製品となっている。もちろん、TUFシリーズの代名詞である米国MIL規格「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリアした頑丈ボディーも健在だ。

→・IntelがTDP 35Wで5GHzオーバーの第11世代Core H35シリーズを発表

スペックに秀でているのはCPUやGPU回りだけではない。液晶ディスプレイの稼働周波数は240Hzと高い。ここ最近のゲーミングノートPCのメインストリームは144Hzだったが、ついに240Hzが主流になってきたか、という印象だ。

 発売は2月上旬~中旬の見込みだが、評価機(FX516PR-I7R3070ECW)を入手できたので細かく見ていきたい。

薄型でスタイリッシュなボディーに新ロゴを採用
まず外観から見ていこう。ボディーサイズは約360(幅)×252(奥行き)×19.9~20.9(厚さ)mmで、重量は約2.1kg。型番にも「15」とあるように15.6型の液晶ディスプレイを備えたモデルだが、最薄部で19.9mmと薄くなったため、従来以上にスタイリッシュな印象を受ける。

 TUF Dash F15は、ムーンライトホワイトとエクリプスグレーという2モデルを用意するが、今回試用したのはムーンライトホワイトだ。落ち着いた色合いで、よくある黒一色のゲーミングノートPCとは異なり、手触りもサラサラとしていて好印象を持った。

 天板に配置されているロゴも新しくデザインされたもので、「TUF」という文字の配置もよく、宇宙世紀もののプラモデルに書かれている「E.F.S.F」のロゴを何となく想起させてかっこいい。

インタフェース関連は、左側面に電源端子、有線LAN用のRJ-45端子、HDMI出力端子、USB 3.2(Type-A/Gen1)とUSB Type-C、マイク/ヘッドフォン兼用の各端子が用意されている。右側面はUSB 3.2ポート(Type-A/Gen1)が2基並んでいる。USB Type-C端子は最新のThunderbolt 4対応なので、DisplayPort Alternateモードでの画面出力とともに、USB Power Deliveryに対応しており、ここからの充電も可能だ。また左右の両側面と背面に排気口があり、底面から給気をして排気するというシステムになっている。

TUF Dash F15が備えるスマートクーリング機能にも注目したい。冷却システムには銅製のヒートパイプが5本使われており、基板を広範囲に覆うように配置され、本体をよく冷やしてくれる。ファンにはセルフクリーニング機能が採用されており、ファンに付着するダストを自動的に除去してくれる。