Windowsの「電源プラン」は、コンピューターやノートPCを管理する優れた方法です。
最新のベストなプロセッサーと組み合わせて使うと、ノートPCのバッテリーは、メーカーとモデルもよりますが、10時間以上も持続するようになります。
Windowsの電源プランの設定をカスタマイズすると、プロセッサーやその他のハードウェアの構成要素が、低電力、低エネルギーモードと高電力モードの間で切り替えられるようになります。
というわけで、Windowsの電源プランをカスタマイズして、バッテリーの持続時間を延ばし、節電する方法をご紹介します。
目次
Windowsの「電源プラン」とは?
電源プランを切り替える方法
∟デスクトップで電源プランを切り替える方法
∟ノートPCで電源プランを切り替える方法
カスタムの電源プランで消費電力を減らしバッテリーを長持ちさせる
1.ディスプレイの電源を切りPCをスリープにする
2.スリープの詳細設定
∟「休止状態」とは?
3.プロセッサーの電源管理
4.ワイヤレス充電器とグラフィック設定
5.その他の設定
バッテリー電力の節約はカスタムの電源プランが一番効果的
Windowsの「電源プラン」とは?
「電源プラン」は、Windowsの特定の機能の動作の仕方を決定する設定の集合体で、ノートPC固有のものではありません。
電源プランのオプションはハードウェアによって異なりますが、Windows10を搭載しているPCなら、どれでもカスタム電源プランを作成して使用できます。
Windows 10には、デフォルトで次の3つの電源オプションがあります。
バランス:
Windows 10は、システムのパフォーマンスをシステムのハードウェアの電力消費とバランスさせます。そのため、CPU速度が必要に応じて早くなったり遅くなったりします。
省電力:
Windows 10は、システムのパフォーマンスを低下させて、バッテリーの電力を節約します。
CPUは可能な限り低速で動作しますが、明るさを下げる、画面がオフに切り替わるまでの時間を短くする、ハードドライブやWi-Fiアダプターを省電力モードに切り替える、などによっても節電します。
高パフォーマンス:
Windows 10のパフォーマンスが高まり、消費電力も増えます。ほとんどの場合、CPUはより高速で実行され、画面の明るさが増し、他のハードウェアの構成要素は、動作していない間も省電力モードになりません。
Windows 10の電源プランは、パフォーマンスを向上させたりバッテリーの持続時間を延ばすことが目的ですが、完全ではありません。また、普段PCを使用する際は電源プランが優先されます。
たとえば、省電力プランを有効にすると画面の明るさが下がりますが、またもとの明るさに戻すことも可能です。
時には、特定のアプリケーションを使用するために、電源プランを切り替えざるを得ないことがあります。
たとえば、ラップトップでガンガンゲームをしたいときは、CPUがフル稼働できるように、省電力の電源プランをやめる必要があります。
CPUを集中的に使用するゲームなどのアクティビティは、必要に応じてCPUのターボブーストを使用して、CPUのパフォーマンスに関連する電源プランの制限を無視します。
電源プランを切り替える方法
Windows10のデスクトップPCとノートPCで電源プランを切り替える方法は次の通りです。
デスクトップで電源プランを切り替える方法
デスクトップPCで電源プランを切り替える一番手っ取り早くて簡単な方法は、「スタートメニュー」の検索バーに「電源プラン」と入力して、出てきた結果から最適なものを選択することです。
コントロールパネルの「電源オプション」のページが開くので、希望するプランを選択すれば、OKです。
あるいは、「Windowsキー+ I」を押してから、設定アプリの検索バーに「電源プラン」と入力しましょう。「電源プランの編集」を選択すると、コントロールパネルのページが開きます。
ノートPCで電源プランを切り替える方法
Windows 10を搭載したノートPCを使用している場合は、代替の電源プラン管理オプションがあります。
バッテリー駆動のデバイスを使用しているため、システムトレイにバッテリーアイコンが表示されます。
バッテリーアイコンを選択して、電源プランのスライダーを表示しましょう。
左にスライドするとバッテリーの持続時間が長くなり(省電力プラン)、右にスライドすると、ラップトップのパフォーマンスが向上します(高パフォーマンスプラン)。
バッテリーアイコンを右クリックし、「電源オプション」を選択して、電源プランのコントロールパネルの「電源オプション」を開くか、その前のセクションでショートカットを使用する方法もあります。
カスタムの電源プランで消費電力を減らしバッテリーを長持ちさせる
場合によっては、デフォルトの電源プランがどれもユーザーの要件に合わないことがあります。
ポータブルバッテリーをつけたノートPCを使用して、両方のデバイスのバッテリーの持続時間を延ばしたいときは、電源プランを自分に合うようにカスタマイズしましょう。
2021-02-02 22:28:57