ゲーム実況やYouTuberに最適なUSBマイク「Yeti X」、コンデンサーカプセルを1つ追加しより的確で明瞭なサウンドに

ロジクールは2月4日、傘下のプレミアムマイクブランド「Blueマイクロフォンズ」のストリーマー向けUSBマイクロフォン「Yeti X 高品質USBコンデンサーマイク」（以下Yeti X）と「Snowball 高品質USBコンデンサーマイク」（以下、Snowball）を発表した。2月18日に販売開始予定で、価格はYeti Xが2万4860円、Snowballが9900円。

Yeti XとSnowballは、USBでパソコンに接続すればすぐに使用できるコンデンサーマイク。Yeti Xは、従来製品「Yeti」の上位に位置付けられるフラッグシップモデルで、Snowballは、従来製品「Snowball iCE」の上位モデルとなる。

Yeti Xは、4つのコンデンサーカプセルを搭載。従来のYetiは3つのコンデンサーカプセルで4つのピックアップパターン（単一指向モード、ステレオ・モード、無指向性モード、双指向性モード）を実現していたが、Yeti Xは、さらにもう1つコンデンサーカプセルを追加することで、どのピックアップパターンでも従来より的確で明瞭なサウンドを実現しているという。また、Yetiではサンプルレート、ビットレートが48kHz／16bitだったのに対し、Yeti Xは48kHz／24bitになっている。

複数のコンデンサーカプセルを搭載することで、用途に合わせたピックアップパターンを実現

また、新たに正面のボタンの周囲に11段階のLEDメーターリングを採用。これにより、配信中などに声のレベルが大きすぎるか小さすぎるかなどを一目で確認し、ボタンで調整が可能になった。ボタンでは、マイクのゲイン調整、ヘッドフォンの音量、ブレンドなどを調整可能。加えて、配信中に咳やくしゃみがしたくなった際などに、ワンタッチでミュートすることも可能だ。

そのほか、ユーザーがサウンドをカスタマイズできるソフトウェア「BLUE VO!CE＆G HUB」に対応。BLUE VO!CEのプリセットから好みのサウンドを作成したり、リミッターなどプロの現場で見られるツールとエフェクトを使用することで細かくカスタマイズが可能だ。加えて、ボタンのLEDライトの色のカスタマイズもできる。

また、付属のスタンドは高さ調節が可能なので、机の上に置いて理想の高さに合わせて設置できる。なお、スタンドとマイク部分は簡単に取り外し可能なので、スタンドを畳めば持ち運びにも便利だ。

Blueマイクロフォンズは、1995年にミュージシャンやレコーディングエンジニアが集まって設立したマイクブランドで、25年にわたって世界中のレコーディングスタジオで同社のマイクが使用されている。デヴィッド・ボウイ、セレーナ・ゴメス、レディー・ガガなどの世界的なアーティストのレコーディングにも採用されており、そういった長年培ってきたプロ仕様の知見を踏襲し、昨今のストリーマーやYouTuber、オンライン会議などのニーズに合わせて誕生したのが、今回のYeti XおよびSnowballとなる。

Yeti XはゲーミングストリーマーやYouTuber、音楽／ナレーションのレコーダー、ホームオフィスユーザーなどにオススメ

ゲーム実況や歌配信といった声が重要なストリーミング活動をしてみたいという人や、オンラインゲームプレイ時により明瞭な声でチームメイトと情報交換をしたいという人はYeti Xを、お手頃な価格でオンライン会議を始めとしたウェブ上の会話を、より質の高い声でやりとりしたいという人はSnowballを検討してみてはいかがだろうか。