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WindowsやMacで指定したフォルダにファイルを自動転送する方法

WindowsやMacで、あるフォルダから別のフォルダにファイルを自動的に移動させたくありませんか?

実は、どちらのパソコンでも簡単に自動で移動させることができます。

今回は、WindowsやMacでファイル転送を自動化する方法をご紹介します。

目次

ファイルをフォルダからフォルダへ自動転送したい理由

Windowsでファイルを別のフォルダに自動転送する

∟ステップ 1. ファイルを自動で移動するスクリプトを書く

∟ステップ 2. バッチのスクリプトを自動で実行する予定を決める

macOSでファイルを別のフォルダに自動転送する

WindowsとMacでファイルを適切なフォルダに移動する

ファイルをフォルダからフォルダへ自動転送したい理由

ファイルを自動転送したい理由はさまざまあると思います。

数日おきに「ダウンロード」フォルダが雑然とするので、整理しなければならないからかもしれません。

そのような場合は、ファイルを指定のフォルダに自動で移動するタスクを設定することができます。それで、「ダウンロード」フォルダは常にスッキリするでしょう。

他に考えられる理由としては、ファイルを保存しているフォルダがあるけれど、仕事が終わったらそのファイルは使わないというような場合です。

そういう時は、ファイルをそのフォルダから完了フォルダに自動的に移動させるルールを設定することができます。

Windowsでファイルを別のフォルダに自動転送する

Windowsでは、選択したフォルダのファイルを指定したフォルダに自動で移動する、バッチファイルを作成することができます。

このスクリプトのファイルは、ファイルの古さをチェックし、作成されてから数日もしくは数カ月が経過した場合のみ移動することができます。

これまでそんなスクリプトを書いたことがないという人でもご心配なく。このタスクのスクリプトを作成するには、以下のコードにフォルダ名を入力し、コピー&ペーストするだけです。

手順は以下の通りです。

ステップ 1. ファイルを自動で移動するスクリプトを書く

最初に、スクリプトを書き、その中のいくつかの値を入力します。

1. スタートメニューを開き、メモ帳を検索して起動する。

2. 以下のスクリプトを新しいメモ帳にコピー&ペーストする。

@echo off

set X=Days

set "source=SourceFolder"

set "destination=DestinationFolder"

robocopy "%source%" "%destination%" /mov /minage:%X%

exit /b

3. 上記のスクリプトの「Days」の部分に、何日後にファイルを移動させたいかの日数を入れ(ファイルの経過日数)、「SourceFolder」の部分にファイルが入っているフォルダのパスを入れ、「DestinationFolder」の部分にファイルの移動先のフォルダを入れる。

4. ファイルメニューをクリックし、「名前を付けて保存」を選択する。

5. 「名前を付けて保存」のドロップダウンメニューから「すべてのファイル」を選び、ファイル名を入力して、ファイル名の最後に「.bat」を付けて保存する。

これでバッチのスクリプトファイルの準備ができました。

ステップ 2. バッチのスクリプトを自動で実行する予定を決める

新しく作成したバッチファイルをダブルクリックすると、あるフォルダのファイルはすべて指定したファイルに移動するはずです。

これを自動で実行するには、ファイルを自動化タスクにしなければなりません。

そんな時は、タスクスケジューラで自動化することができます。タスクスケジューラでタスクを作成し、決めたスケジュールに合わせてスクリプトを実行するようにすることができます。

タスクスケジューラでタスクの設定をする方法は以下の通りです。

スタートメニューを開き、タスクスケジューラを検索して開く。

新しく自動化するタスクを設定するには、右のタスクの作成をクリックする。

名前の欄にタスク名を入力する。

メニューの「トリガー」をクリックし、「新規」をクリックして新しいトリガーを追加する。

トリガーの設定で、どれくらいの頻度でバッチスクリプトを実行するかを選ぶ。スクリプトを実行する時間を具体的に設定することもできる。設定が終わったら、OKをクリック。

「操作」をクリックし、「新規」をクリックして新しい操作を追加する。

ドロップダウンメニューから「プログラムの開始」を選び、「参照」をクリック。

バッチスクリプトを保存している場所を開き、ファイルを選択する。

「OK」をクリックし、もう一度「OK」をクリックしてタスクを保存する。タスクスケジューラは、特定の時間や頻度でバッチスクリプトを実行します。

予定した時間や頻度になったら、スクリプトが実行され、ファイルが指定のフォルダに移動します。

ファイルを自動転送するのをやめたい場合は、タスクスケジューラを開き、リストの中からそのタスクを探し、右クリックで削除します。タスクが削除されると、バッチスクリプトが自動で実行されなくなります。

macOSでファイルを別のフォルダに自動転送する

macOSでファイルの自動転送の設定をするのは比較的簡単です。Macでもアプリを開いて、同じようにスケジュールのスクリプトを書くだけだからです。

Macで様々なタスクを自動化するのに使うのは「Automator」アプリです。このアプリを使うと、ユーザーが余計な操作をせずに、あるフォルダから別のフォルダにファイルを移動させる、フォルダアクションを作成することができます。

Macでファイルを自動転送する方法は以下の通りです。

MacでAutomatorを起動する。

「ファイル > 新規」をクリックし、「フォルダアクション」を選択し、Automatorで新しいフォルダアクションを作成する。

上部に「フォルダを選択」というドロップダウンメニューが表示されているので、ドロップダウンメニューから移動させたいファイルがあるフォルダの場所を選択する。

画面上部左に「アクション」があり、その横の検索ボックスで「Finder項目の移動」を検索し、右のワークフローのところにドラッグ&ドロップする。

右の「Finder項目の移動」のところで、ドロップダウンメニューから移動先のフォルダを選択する。

必要であれば「既存のファイルを置き換える」にチェックを入れる。

「Command + S」で保存し、フォルダアクションの名前を入力して保存する。

Automatorを終了する。