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世界最小10型ノート、OneMix4日本版がついに発売。日本語キーボードも選べ11万5200円から

UMPCこと超小型WindowsノートPCを手がける中国ONE-NETBOOKの10.1インチ2-in-1ノートPC『OneMix4』日本モデルが受注開始となりました。販売代理店は従来通りネットワン。既に同社が手がけるONE-NETBOOK日本公式サイトにて注文が可能です。

価格は11万5200円(税別)から。製品ラインアップは、2グレード5モデル(上位2モデル、標準3モデル)×2種のキー配列(日本語と英語)で総計10種類となります(それぞれの違いと価格は後述)。

OneMix4は、これまで7インチや8インチ台のPCを専業としてきた同社が、初めて10.1インチという画面サイズに挑んだ製品。言わば、同社初となる“普通のノートPC級”のモデルとも呼べます(昨今では10インチ級PCも非常にレアではありますが)。

CPU(SoC)には、インテルの最新世代となる『Tiger Lake-UP4』こと第11世代Core iを採用。パッケージは“従来であればCore m系”のUP4仕様のため、ピーク性能は上位となるUP3仕様には一歩譲りますが、発熱と性能、バッテリー駆動時間のバランスに優れ、小型化でも有利な仕様です。

『Core i5-1130G7』搭載となる標準グレード『OneMix4』は、RAMとストレージの違いで3モデルを展開。それぞれに日本語/英語キーボードモデルを用意します。

構成と価格は、RAM 8GB/256GB SSD構成が11万5200円、16GB/512GB構成が12万4200円。そして16GB/1TB構成が13万3200円となります。キー配列の価格差はありません。

『Core i7-1160G7』と16GBのRAMを搭載する上位グレード『OneMix4 プラチナエディション』は、ストレージの違いで2モデル。こちらもそれぞれに日本語/英語キーボードを用意します。

価格は512GB SSD構成が14万2200円、1TB構成が15万1200円。RAM 16GB構成を無印(Core i5)モデルと比べると、1万8000円アップとなる計算です。

特徴は、画面サイズを10.1インチへと従来シリーズより拡大し、それに伴いキーボード配列をはじめとする操作性も一般的なノートPCに近づけている点。

ただし本体サイズは、ディスプレイパネルの4辺ナローベゼル設計などにより、227×157.3×11〜17mm(幅×奥行×厚さ)と小型。ONE-NETBOOK側は「10インチ2in1モデルとしてフットプリントが世界最小」とアピールします。また重量も769gと、10インチ級としてはかなり軽くなっています。

なお、同じシリーズの8.4インチモデルとなる『OneMix3Pro』は204×129×14.9mm(同)で659g。直接的なライバルとなりそうな、パナソニックの『Let's note RZ』シリーズが、250×180.8×19.5mmで780gです。

RZはいまとなってはベゼルが目立つ設計とはいえ、同サイズ画面のLet's noteをわずかながら切る重さは、かなり優秀と呼べるでしょう。

▲注目の日本語キーボードはこのような配列に。従来モデルに比べるとかなり“落ち着いた”配置となりました

▲こちらは英語配列キーボード。「日本仕様の英語配列モデル」がしっかりと選べるのも嬉しいところです

キーボードに関しては、主要キーのピッチを18.5mmまで拡大し、さらに特殊な位置に置かれたキーが減少しているのがポイント。ただし、キートップの大きさを優先したこともあり、全てがフルキーボードと同じではありません。

また、同社製PCの日本語配列では、ユーザーからの要望に合わせた(一部は極端にも見える)カスタマイズがなされるのが定例ですが、今回も[Tab]と[Caps Lock]の兼用や一部記号キーを最上段に配置するなど(後者は英語配列でも)といった配置が採用されています。

またタッチパッドも、数字キーの縦方向縮小などにより、可能な限り面積を広げた設計となっています。もちろん360度回転ヒンジ搭載モデルだけあり、画面はタッチ対応で、タブレット状態やいわゆるテントモードでも使えます。さらに筆圧2048段階のペン入力もサポートします。

さらにCPUに合わせ、基本仕様も従来モデルに比べて大幅に強化。

まず画面周りは、解像度2560x1600(アスペクト比16:10)、画面占有率は90%と最新PCらしい仕様に。もちろん液晶はIPSパネルです。さらに色表現に関しても、sRGB比100%という広色域パネルを採用。最大輝度も320nitと、ある程度であれば明るめの屋外でも使える水準です。

それを支えるGPUは、処理ユニット(EU)96基バージョンのIris Xeグラフィックス仕様。描画負荷を軽くすれば、最新ゲームタイトルでもプレイ可能な水準までの実力を備えた、良い意味で従来のインテルグラフィックスとは思えない速度を備えます。

RAMに関しても、消費電力の低いLPDDR4X-3200を採用し、SSDはPCI Express接続のNVMe版を、M.2 2280スロット経由で搭載します。Wi-Fiも802.11axことWi-Fi 6に対応し、生体認証として、電源ボタン一体型の指紋センサーを備えます。

そして拡張端子は、USB4(Type-C)×2基に加えて、USB 3.0 Type-C×1基にmicroSDカードスロットと3.5mmイヤホンジャックを搭載。

USB4に関しては外付けGPU(eGPU)ボックスのサポートも謳われているため、(USB4の仕様では結局オプションとされた)Thunderbolt 3との互換性もある程度は備えた仕様の模様です。

内蔵バッテリーは3.85V/10000mAh(交換不可能)で、公称バッテリー駆動時間は連続動画視聴で約8時間。ACアダプタはType-C経由での接続となり、45WまでのUSB PD入力に対応します。

このようにOneMix4は、10.1インチ画面搭載機としてはコンパクトでありながら、UP4版ながらTiger Lake i5/i7による高い基本性能や、合計3基のUSB Type-C端子など、性能面でも優れた水準を備えたモデル。

画面サイズはUMPCの範疇に収まらなくなった感もありますが、それゆえに、仕様は良い意味でONE-NETBOOK製品らしい攻めっぷりを感じさせます。

久々の10インチ級ノートPCとして、そしてもちろんONE-NETBOOKの最新モデルとしても注目できる存在であることは間違いありません。

内外価格差に関しても、本国では約9万8350円(5999人民元)からという水準。日本語キーボードやマニュアルをはじめとするカスタマイズや各種保証を考慮すると、11万5200円からというのは、かなり優秀と呼べるのではないでしょうか。

なお、同社製品ではおなじの購入特典としては、オリジナルの専用収納ポーチが付属。加えて先行予約キャンペーンとして、デジタルスタイラスペンが付属します。